日本では,エキサイトが運営を行っている「ショットオンライン2006 -プロフェッショナル-」の開発元として知られるOnNetのブースで,同社が開発中のカジュアルアクション「QPang」がプレイアブル展示されていた。
すでにお伝えしているとおり,本作は可愛いキャラクター達がおもちゃの楽園で戦う,三人称視点の3Dカジュアルアクションゲーム。舞台となる「Pangaea」(パンゲア)のおもちゃ達は,持ち主の愛情が失われると病気になってしまい,そのことが最終的にはPangaeaの破壊を招いてしまうという。そんな中で,自分が生き延びるために,相手の持ち主の愛情のエッセンスを奪い取ろうとするおもちゃ達と,世界のバランスを保とうとするおもちゃ達との戦いが始まった……。うーん,思った以上にヘビーな世界だなあ。
説明を行ってくれた,Game Business Division Assistant ManagerのChae-Hyun Park氏
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とはいえ,ゲームそのものはいたってカジュアル。ターゲットとしているのは,小学校高学年から中学生くらいの子供達ということで,戦いそのものはまさに子供がおもちゃの武器で撃ち合っているような,ほのぼのとしたものだ。 武器として使用できるおもちゃは,ピストルやグレネードなど4種類。乗り物などは登場せず,子供達が迷わずに遊べる最小限のものだけが用意されているといった感じだ。使用できるキャラクターは,前回お伝えしたときより増えて,6人の中から選べるようになっており,最大16人での対戦が行える。
今回プレイアブル展示されていたものは60%の完成度ということで,ちょっと歩くとすぐにキャラクターが地形に引っかかってしまったり,銃を撃つと高確率でクライアントが落ちてしまったりと,まだまだ遊べる段階にはなかった。現在は,2007年夏の正式サービス開始を目標に開発が進められており,韓国では年末にクローズドβテストが行われる予定。正式サービスでは,基本プレイ無料のアイテム課金制が予定されている。また,日本国内でのサービスについては未定とのこと。(ginger)
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