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ガンホー・モード，オプト，アドバゲーミングが業務提携で合意
ガンホー・モードは本日（10月11日），インターネット広告事業をオプト，アドバゲーミングと共同で実施/運営することを目的とした業務提携基本合意書を締結したことを発表した。
ガンホー・モードのリリースによれば，この契約は「ガンホーゲームズ」における企業向け広告事業を主目的とし，各種ゲーム/アバターなどを広告宣伝に利用する“アドバゲーミング”事業を展開していくという。
アドバゲーミングはいわゆるゲーム内広告であり，4Gamerでも何度か取り上げたことがある話題だ（関連記事1，関連記事2）。要するに，ガンホーゲームズのコンテンツに広告が入ったり，タイアップのアバターが販売されることになると考えればいいだろう。
ゲーム内に広告が入ったり，タイアップ企画によるアバターやスキンが提供されたりすることは，ガンホーゲームズに限らず，多くのゲームコンテンツで行われてきた。また，ゲーム内広告は，基本プレイ無料のカジュアルゲームや，頻繁にアップデートが繰り返されるオンラインゲームとは相性のいい手法といえる。
ただし，ゲームの世界観を崩しかねない露骨な広告や，お金を払って利用しているコンテンツに広告が入るのを嫌う人がいるかもしれない。そのあたりの折り合いをつけるのも，この事業における課題といえるだろう。（oNo）
＃＃＃ 以下，リリースより ＃＃＃
１ 業務提携の理由
急成長を続けているオンラインゲーム市場の中で、ガンホーグループは2006年7月13日より、あらゆる層のお客様に楽しんでいただけるオンライン遊園地(テーマパーク)！「ガンホーゲームズ」（http://www.gungho.jp/）を開始しております。「ガンホーゲームズ」は、単なるゲームのポータル・サイトにとどまらず、お客様に長時間滞在していただき、さまざまなサービスを楽しんでいただけるサイトを目指しております。
昨今、オンラインゲームがメディアとして認識されつつあり、その重要性が高まっております。ガンホーグループも、オンラインゲーム運営からメディアへの事業の拡大という長期戦略の第一歩として、この度インターネット広告の実施、運営に関して業務提携を行うこととなりました。
インターネット広告代理事業において業界トップクラスの実績を持つ株式会社オプト、及び新たなメディア市場の創出のために設立されたオンラインゲーム内広告専門の広告代理店である株式会社アドバゲーミングとの業務提携により、各社の強みを活かし、新しい広告効果と広告指標を提案することができるアドバゲーミング[※1]事業を中心とする広告事業を共同で展開してまいります。
２ 業務提携の内容
本契約はガンホー・モードが開発した「ガンホーゲームズ」における企業向け広告事業を幅広く行なっていくことを目的とし、各種ゲーム、アバター等を広告宣伝に利用する「アドバゲーミング」事業を三社の協力により展開してまいります。具体的には次の業務を予定しております。
（１）広告枠及び広告パッケージ商品の共同開発
（２）「ガンホーゲームズ」上の広告枠に関する販売計画及び広告パッケージ
商品にかかる営業戦略の立案並びに営業活動にかかる協力
[※1] アドバゲーミング
ゲームと広告を融合したゲーム内広告。手軽に楽しめるカジュアルゲームや随時バージョンアップできるオンラインゲームの特性を最大限に活かし、多様なライフスタイルや志向性を持つ消費者に高い効果を発揮する広告手法。
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