最高解像度3200dpiのレーザーマウス「GM3200」がSaitekから発売
ゼネラルオートサービスは,Saitek製のレーザーセンサー搭載ワイヤードマウス「GM3200」を発表した。2006年10月30日発売予定で,直販サイト「MSY SHOPPING」の予価は8379円(税込)。
本体には9個ものLEDを内蔵しているとのことで,解像度設定やモード設定など,いろいろ光るようだ
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GM3200は,その名からも想像がつくように,解像度設定が最高3200dpiと,現在発表されているマウスのなかで最も高いのが最大の特徴だ。マウスを1インチ動かすごとに3200カウントもの情報をPCを送信するため,接続インタフェースがUSB 2.0になっているというのは,なかなか興味深い。解像度はこのほか800/1600/2400dpiから選択可能で,これはスクロールホイールの近くに用意された「DPI」ボタンを押すことで切り替えられる。 このほか,マウスの底面には,レーザーセンサーを囲むようにカバーがあり,そこを開けることで,錘(おもり)用スロットにアクセス可能。ボタン電池状の錘を最大7個取りつけて,マウス本体の重量を調整できるようになっている点は,最近のトレンドを押さえた作りと評すべきだろう。マウスソールはいわゆるテフロン加工済みで,「Speed Glideシステム」と名付けられている。
解像度の割にはイメージ処理能力は低め(例えばLogitech製の「G5 Laser Mouse」だと6.4MPixels/s)。何か意図があるのかもしれないが,なかなか面白いスペックといえる
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このほか,明らかになっている仕様としては,イメージ処理能力が4.5MPixels/sで,他社製のゲーマー向けマウスと比べて低めになっていること,Saitek製品共通のドライバソフト「SST」(Saitek Smart Technology)により,「あるボタンに複数の機能を割り当てて,それらを切り替えながら使う」といった,高度な設定も可能なことなどが挙げられる。詳細は明らかになっていないが,解像度変更ボタンの隣には「MODE」ボタンがあるので,おそらくこれが機能切り替え用だろう。どちらのモードで動作しているかは,本体に用意されたLEDで把握することになるようだ。
GM3200は,発売日以降,順次量販店や大手ECサイトにも展開される見込み。お世辞にも安価とはいえないが,ゲーマー向けマウスの選択肢が拡充されることは,素直に歓迎したい。(佐々山薫郁)
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