ドイツのパブリッシャdtp(Digital Tainment Pool)Entertainmentは,開発中のアドベンチャーゲーム,「Undercover: Operation Wintersun」のドイツ語圏(日本人には微妙な地域指定だが)での発売日を9月29日に決定した。他の言語圏での発売はそれよりやや遅れるとしている。 ライプチヒで開催されたGC(Games Convention)の記事でも紹介した本作だが,実在したナチスドイツの原爆製造計画「ウラニウム プロジェクト」を背景に,それを阻止しようとする物理学者,ジョン・ラッセル博士の活躍を描くゲームだ。ラッセル博士はイギリス情報部に半ば強引にリクルートされて作戦に従事しているが,基本的に素人。プレイヤーはそんな博士を操って冷酷なナチス親衛隊の裏をかき,秘密計画の秘密を暴かなければならないのだ。 ゲームシステムはポイント&クリック式のオーソドックスなもので,2D画面をバックに,3Dで描かれたキャラクターが動き回るスタイル。発売は,dtp EntertainmentのANACONDAブランドで行なわれる。ドイツ語に堪能なアドベンチャー好きはぜひ発売をお楽しみに。個人的には素直に英語版を待とうと思ってますけど。(松本隆一)
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