「三國志IX」「信長の野望・天下創世」とそれぞれのパワーアップキットが「Qualityイチキュッパ」シリーズとして10月6日に発売
ソースネクストは,「Qualityイチキュッパ」シリーズに下記の4タイトルを追加する。
・「三國志IX」 ・「三國志IX パワーアップキット」 ・「信長の野望・天下創世」 ・「信長の野望・天下創世 パワーアップキット」
価格は,三國志IXと信長の野望・天下創世が各3970円(税込)で,それぞれのパワーアップキットが各1980円(税込)となっている。発売は,4タイトルとも10月6日の予定だ。なお,各パワーアップキットの動作には,それぞれの本体が必要となるので注意しよう。
三國志IXは,名前から分かるとおり同シリーズの第9作で,2003年3月に発売された。君主プレイ(担当勢力の君主の立場でプレイする方式。シリーズ作の中には,任意の武将でプレイできる“全武将プレイ”という方式もある)に回帰した本作では,武将達に指示を与える「戦略フェイズ」と,指示を受けた武将が行動する「進行フェイズ」の二つのパートからなる「ミッション・エージェント・システム」が採用されている。そのため見た目はRTSライクだが,進行フェイズでは指示を出せないため,あらかじめ戦略フェイズで,ある程度先のことを見据えてコマンドを出しておく必要がある。また中国全土が,広大な1枚のマップで表現されていることも大きな特徴だ。
同年8月に発売された三國志IX パワーアップキットは,魏,呉,蜀の3国それぞれに用意されたステージクリア型ゲームモード「トライアルストーリー」や,ゲーム本体に用意された武将を抜擢し,一武将として育て上げる「兵士抜擢システム」などを追加するソフト。
三國志IXとパワーアップキットの組み合わせは,最近の三國志シリーズの中でもとくに評価が高く,ファンの間でいまだに根強い支持を受けている。4Gamerに掲載したレビュー記事を参考にしてほしい(三國志IXのレビュー記事,パワーアップキットのレビュー記事)。
信長の野望・天下創世は,信長の野望シリーズの第11作で,2003年9月に発売されたタイトル。内政画面や合戦画面がフル3Dで描かれ,箱庭系ストラテジーのように自分の領地に建物を建築していったり,RTS的な感覚で戦闘を行ったりできる点が特徴だ。詳細については,4Gamerのレビュー記事を参照のこと。
信長の野望・天下創世 パワーアップキット(2004年4月発売)は,合戦エディタ,3本のシナリオ,100人の武将,約50の歴史イベントなどを追加するソフト。合戦エディタでは戦場マップや,出陣する武将とその配置を編集し,有名な戦いや架空の戦いを再現できる。本作についても,4Gamerにレビュー記事を掲載している。
ともあれ,人気シリーズの旧作が手頃な価格で手に入るのは,シリーズのファンだけでなく,歴史ストラテジーに興味を持っている人にとって喜ばしいことといえるだろう。 廉価版の発売を機に,ストラテジーの人気作をプレイしてみてはいかがだろうか。(山)
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