みんなで集まってゲームなどを楽しむイベント「BIGLAN socket4」が本日開幕
BIGLAN実行委員会委員長の長縄実氏
|
大規模LANゲームパーティ「BIGLAN socket4」が,本日(8月18日)13時に東京都千代田区の廣瀬無線本社ビル5Fで開幕した。これは,ゲーマー達が自分のPCを持ち寄ってLANで接続し,対戦プレイなどを行う「BYOC」(Bring Your Own Computer)をコンセプトとするイベント(関連記事)で,本日から8月20日までの三日間開催される。
開会式では,MCを務める阿部絹子さんにより,イベントのスケジュールなどが説明された後,「BIGLANクイーン」の栗原美帆さんと蛍純さんが登場。同イベントのスポンサーが出展するブースの紹介に続いて,実行委員長のKINTAこと長縄実氏がステージに上がった。 長縄氏は,「たくさんの人達にLANパーティを楽しんでもらうことを目標としています。なんらかの形でお手伝いできればと思いますので,自分でもLANパーティを開催してみたいという人は,気軽に声をかけてください」と述べ,イベントの開会を宣言した。
(写真/上段左)左から,MCの阿部絹子さん,BIGLANクイーンの蛍純さん,栗原美帆さん
|
|
|
|
|
|
■プラットフォームを問わず,いろいろなゲームを楽しめる
最初に述べたように,このイベントのコンセプトは,自分のPCを持ち寄って,ほかのゲーマー達と対戦プレイなどを楽しむというもの。しかし,より多くの人にLANパーティを知ってもらうために,PCを持ってこなくてもイベントに参加し,ゲームを楽しんだり,著名なプレイヤー達の試合を観戦したりできる「ビジター」という形態も用意されている。 期間中,ビジター来場者でも参加できるイベントが行われる予定となっており,本日も,アーケード筐体の「HALF-LIFE2 SURVIVOR」を使った対戦イベント「MVP Challenge」などが行われた。これは,会場に設置された筐体でバトルモード(全国)に参加すると,自分のプレイヤーの登録や対戦成績の保存などを行える「NESYSカード」がもれなくプレゼントされ,さらにMVPを獲得すると,同作の公式サイトで写真付きで紹介されるという内容。筆者(山)も参加させてもらい,MVPを獲得して4Gamer編集部としての面目をなんとか保てた(?)次第だ。
そのほかに,Xboxのニュースサイト「XNEWS」による,Xbox 360のゲームを楽しめるコーナーなどが設置されているほか,イスを並べてNintendo DSでのワイヤレス対戦などを行う人の姿も見られ,プラットフォームを問わず,それぞれの参加者が思い思いのゲームをプレイして楽しんでいる様子だった。
イベントの目玉の一つが,PCにさまざまな装飾を施したデコレーションPCのナンバーワンを決定する「デコパソコンテスト」だ。すでに,派手な電飾パーツが取り付けられたPCが数台設置されており,来場者の注目を集めていた。
スポンサーブースでは16時から,入場者全員を対象にしたプレゼント大会が実施された。 日本サーマルティクのブースではジャンケン大会が行われ,最後まで残った1名にファンレスヒートシンク「Sonic Tower」がプレゼントされた。また,日本AMDとアスクのブースでは,事前に応募用紙に記入した人の中から,抽選で1GBのUSBメモリやオリジナルグッズといったプレゼントが進呈されていた。 抽選会は本日だけでなく,開催期間中は毎日スポンサーブースで行われる。19日以降はプレゼントがグレードアップしていく予定で,とくに日本AMDブースでは,19日はSempron,20日はAthlon 64 X2といったCPU(動作クロックは不明)を入手できるチャンスとのこと。なお,BYOC参加者だけでなく,ビジター来場者にも応募権利がある。
■スポンサーブース抽選会の日程 8月19日(土)16時〜 8月20日(日)14時〜
※抽選が始まる時間であり,事前に応募を済ませる必要あり
なおアスクブースでは,BYOC参加者に対して,グラフィックスカードの貸し出しも実施していた。最新のグラフィックスカードを自分のPCで試せるというのは,非常に面白い試みだ。
(写真/左)ソフマップの「スペシャルバーガー SFW-LV38020/M160SG」。Athlon 64 X2 3800+/2.0GHz,GeForce 7600 GT搭載グラフィックスカードを採用し,価格は10万9800円(税込)。「グラナド・エスパダ」をバンドルしたモデル(写真/中央)ドスパラの「Prime A Galleria64 XX」。Athlon 64 FX-62/2.8GHz,GeForce 7900GTX×2,10000rpmのSerial ATA HDDといった,高性能パーツを組み合わせたPC。価格は40万9800円(税込)(写真/右)ユーザーズサイドから出展されていた「Refinment REF-QSLD」。デュアルコアOpteron 285×2,GeForce 7900 GX2のQuad SLI,メモリ4GB,15000rpmのSCSI HDDによるRAID 10構築モデルというかなり贅沢な構成。価格も130万円とまさに桁違い
|
|
|
(写真/左)DECOREから9月発売予定の“モエコン”。完成PC2モデルとベアボーンキットが発売されるようだ(写真/中央)アスクのブース。PC業界では有名な代理店だけあり,扱っている製品も幅広い。グラフィックスカード,キーボード,マウスなどを展示していた(写真/右)日本サーマルティクのブースでは,CPUや水冷キットなどを展示。中には日本未発売のサンプル展示もあった。トールボーイ型スピーカーのような形状をした液冷ユニットの「Symphony mini」は,ブラックモデルを展示していた
|
|
|
■8月19,20日には「Quake 4」の1on1トーナメントが開催に ■強豪プレイヤー達による熱い戦いに注目
イベントの初日,しかも平日であったにもかかわらず,多くのビジターが会場を訪れていた。前出の長縄氏もなかなかの手応えを感じていた様子で,今回のイベントの告知用プレイベントとして,8月5日に「BIGLAN socket3.5」を開催した(関連記事)ことなどが効果を挙げたのではないかと話していた。ちなみに,BYOC参加の登録人数は60人以上で,本日から参加している人はそのうち40人以上とのことだ。
そして明日(8月19日)と明後日(8月20日)には,イベントのもう一つの目玉である「ASKカップ Eスポーツスタジアム トーナメント」が開催される。これは,FPS「Quake 4」による1on1トーナメントで,総額10万円の賞金をめぐり,著名なプレイヤー達による熱戦が展開される。 派手なデコパソを見たり,最新ゲームを体験したり,強豪達の戦いぶりを眺めたりと,いろいろな楽しみが用意されたBIGLAN socket4。この週末に秋葉原に立ち寄る用事がある人は,会場に足を運んでみてはいかがだろうか。(山 / oNo)
|
|
|