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「女神転生IMAGINE」,“東京大破壊”から始まるストーリーなどが明らかに
2006/08/11 00:00
 ケイブ・オンライン・エンターテイメントは,アトラスと共同開発中のMMORPG「女神転生IMAGINE」世界設定と,スクリーンショットを公開した。
 世界設定については,以前の記事でもほんの少しだけ触れているが,今回はそれ以上に詳細な内容で,“東京大破壊”から始まるストーリーなどが明らかになっている。

#####以下,リリースより#####

■「女神転生IMAGINE」の世界

舞台は「真・女神転生」IとIIの間に存在する“空白の時代”
魔人トールの手によって放たれた“I.C.B.M.”攻撃に始まる“東京大破壊”・・・
首都東京とその一帯は、唯一、神の意思により、灰儘に帰した。
生き延びた人々は、信仰・思想の壁を越えた社会体制“共同体社会”を樹立。七人の賢者の導きの下、新宿に巨大な塔を建造し“新宿バベル”と呼ぶにいたる。
再び姿を現し始めた悪魔たち・・・悪魔召喚プログラムを手にし、デビルバスターとなる者たち。その背後には“人々の野望”と“神々の抗争”が渦巻く・・・


■デビルバスターとなって生き抜くプレイヤー

「女神転生IMAGINE」の世界におけるプレイヤーのポジションは、共同体社会によって認定された能力者“デビルバスター”の1人である。
デビルバスターは、これまでの女神転生シリーズの主人公と同様、悪魔召喚プログラムを扱うことが可能。悪魔との交渉をはじめ、仲魔を召喚したり、使役したりする能力を持っている。




■スギナミ 第三ホーム

・地下シェルター“ホーム”で暮らす人々
“東京大破壊”によって住む場所を失い、悪魔の襲撃に怯える日々を余儀なくされた人々は、東京の各地に地下核シェルターを築いた。多くの人々が暮らすシェルターは“ホーム”と呼ばれ、地上からは失われた都市的な機能を持つまでに栄えた。
悪魔召喚プログラムを手に入れ、デビルバスターとなるプレイヤーは、スギナミの“第三ホーム”から、“空白の時代”への第一歩を踏み出すこととなる。

・バーチャルルーム
デビルバスターを養成するためのバーチャル施設。仮想空間で悪魔との戦闘を疑似体験できる。新米デビルバスターは、デビルバスター教官“スネークマン”の指導の下に訓練を受けた後、デビルバスターとしての実力を認められることで、正式なデビルバスターとし
ての証“DB ライセンス”を獲得することができる。




■東京の中心となる巨大な塔“新宿バベル”

大破壊後の新宿の地に、天を貫くかのようにそびえ立つ“新宿バベル”は、かつて七人の賢者によって進められていた“東京再生プロジェクト”の象徴とも言える建造物だ。その規模は半径400 メートル、高さ3000 メートルに至り、内部には行政をはじめ住居や各種施設が存在する。
外装は既に完成済み。内部は未完成の状態ではあるが、一部の区画には人々が入居しており、大破壊後の東京において、最も活気のある都市として栄えている。




・新宿バベル 行政施設
デビルバスター制度を管理する“デビルバスター管理機関”をはじめとする各種行政機関が軒を連ねている。“DB ライセンス”を持つ者のみが入室を許される“中央制御室”では、“不動の山本長官”が指揮を取っており、そこに訪れるデビルバスターにさまざまな指令を下す。




・シンジュクドック
新宿バベルを建造するために造られたドック施設。新宿バベルは、この施設を拠点とし、その真上に覆い被さる形で建造作業が進められ、現在の姿に至っている。位置付け的には、新宿バベルの地下となるが、居住ブロックの完成後、その役目を終えたドックの内部は荒廃が進んでおり、現在は悪魔の住処と化している。




■謎の3本の柱“オベリスク”

“東京大破壊後”の東京に突如現れた謎の3本の柱“オベリスク”は、いつ誰が、何を目的に建てられたのかは明らかではない。ナカノ、イチガヤ、シブヤの三ヵ所それぞれに種類の異なるオベリスクが建っており、オベリスクの発する力によって、周囲の環境と地殻
は大きく変化している。オベリスクの周辺で悪魔を目撃したという報告は後を絶たない……




・ナカノのオベリスク
オベリスクを中心に急速な繁茂が進んでおり、その一帯は樹海と化している。

・イチガヤのオベリスク
東京大破壊の引き金となったI.C.B.M.の爆心地周辺。地表にはマグマが噴き出し、危険なエリアと化している。

・シブヤのオベリスク
オベリスクの周囲では“謎の水晶”が多く見られ、かつての繁栄の遺産とも言えるビル郡やオブジェは、オベリスクの力により石と化している。


■人造人間:イノセント
東京大破壊後、壊滅的な状況からの復興を目指す人々にとって、労働力の確保は重大な課題として重くのし掛かった。その問題を解決するための手段として生まれたのが“イノセント”である。イノセントは、“七人の賢者”の一人にして生体科学者の“叡智の久坂”によって作り出された“人造人間”である。
イノセントは新宿バベル内部の“イノセントプラント”で製造されており、共同体社会の管理・統制の下、従順な労働力として東京の再生に貢献している。


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 本作が,「真・女神転生I」と「真・女神転生II」の間の期間を描いているということは以前にもお伝えしたとおり。両タイトルを遊んだことがある人ならば,今回の情報で,本作の世界観に対するイメージは固まったのではないだろうか。
 遊んだのがずいぶん昔のことで忘れてしまったという人は,今冬に予定されているサービス前に,もう一度遊び直しておくといいだろう。(TeT)


女神転生IMAGINE
■開発元:ケイブ(アトラスと共同開発)
■発売元:ケイブ
■発売日:2007/04/04
■価格:N/A
→公式サイトは「こちら」

【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/news/history/2006.08/20060811000000detail.html