NHN Japanは本日（8月8日），オンライン野球ゲーム「プロ野球 ファミスタ オンライン」を，同社のゲームサイト「ハンゲーム」でサービスすることを明らかにした。オンラインゲームサービスの企画・設計およびサーバー開発をNHN Japanが，ゲーム開発をバンダイナムコゲームスが担当しているとのこと。基本プレイ料金は無料で，アイテム課金制が採用される予定だ。
なお，本作では8月15日（火）よりプレオープンサービスを，10月よりオープンサービスを実施する予定で，11月には有料アイテムの販売を開始したいとしている。
気になるゲーム内容は，どうやらこれまでのファミスタシリーズを踏襲しつつ，オンラインでの対戦に対応した形になっている模様。また，選手一人一人はカードで表現されていて，これを集めてオリジナル球団を作成するなど，トレーディングカードのような楽しみ方もできるようだ。
“ファミスタ”は，1986年に「プロ野球ファミリースタジアム」のタイトルでファミリーコンピュータ向けにリリースされて以来，シリーズ累計で1500万本以上の売り上げを記録した，ナムコの看板タイトルの一つであり，野球ゲームのスタンダードでもある。とはいえ，コナミの実況パワフルプロ野球シリーズの後塵を拝する形になって久しく，携帯電話向けを除き，個別のタイトルとしては2003年にゲームキューブ向けにリリースされた「ファミリースタジアム2003」以来，新作が出ていない状況だ。
しかしながら，20年近く前にファミコンや野球ゲームに熱狂していた世代にとっては，思い出深いタイトルであるはず。それが今回，PCオンラインゲームに戦場（野球場？）を移し，華々しく復活することになったわけだから，思わずワクワクしてしまう人もいるのではないだろうか。
先ほど，本日行われた発表会のレポート記事を掲載した。そちらも併せてチェックしてほしい。（TeT）
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