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ズー,「タイタン クエスト」と「グローリー オブ ザ ローマン エンパイア」を9月中に発売
2006/07/21 19:25
 ズーは「タイタン クエスト 日本語マニュアル付き英語版」9月1日に,また,「グローリー オブ ザ ローマン エンパイア 日本語版 」9月29日に,いずれもフロンティア グルーヴを通して発売する。価格はどちらも8190円(税込)。

 「タイタン クエスト」(原題 Titan Quest)は,アメリカのIron Rore Entertainmentが制作したアクションRPGで,古代ギリシャ,エジプト,アジアなどの神話をモチーフにした作品だ。プレイヤーは,Warfare,Defence,Earthなど,8種類のスキル系統からひとつを選び(二つめのスキル系統を選べるのはレベル8以降),豊富に用意されたクエストに挑んでいくのだ。それぞれの系統には20個のスキルがあり,レベルが上がるごとにもらえるポイントを使って,好きなスキルを向上させ,自分だけの個性的なキャラクターを作ることができる。



 マルチプレイモードも用意されており,最大6人のプレイヤーがネットワークを介して一緒に冒険できる。プレイヤー同士でパーティを組めば,経験値やゴールドを分け合えるし,プレイヤー同士で武器や防具,装飾品の交換/売買も可能だ。
 画面写真にあるように,グラフィックスは非常に美しく,戦闘シーンも迫力あるもの。それだけに,それなりのスペックのPCを要求されるので「ちと不安」という人は,4Gamerに掲載したデモ版をダウンロードして確認してほしい。また,スクリーンショット集も掲載したので,こちらも合わせてどうぞ。



 また,「グローリー オブ ザ ローマン エンパイア」(原題 Glory of the Roman Empire)は,古代ローマ時代を背景とするいわゆる「都市育成」シミュレーションだ。
 最初は,質素な村だが,祭壇や寺院,居酒屋,劇場,大衆浴場などを建設することで,大きなローマの都市に発展させていく。とはいえ,石切り場から石や大理石を切り出したり,粘土製造所で粘土をこねたり,山から木材を集めたりと,ちゃんとそれなりの材料を揃えてやらなければ建物を作ることはできない。また,最初は小麦農場で作ったパンで納得していた市民も,生活が豊かになるにつれ,さまざまなニーズが発生してくる。
 しかも,蛮族の襲撃に備え見張りの塔を建てたり,部隊を派遣したりと,プレイヤーは大忙しである。



 こちらのグラフィックスもまた美しく,実際のローマ時代の建築物を取材して描かれたオブジェクト類は,まさにローマ都市そのもの。ロンディニウム(現ロンドン),ルグドゥヌム(現リヨン),ポンペイ,シラクサなど,それぞれにミッションには数々の有名都市が登場し,古代史に興味のある人にもアピールする内容となっている。ちなみに,このゲームのデモ版ならびにスクリーンショット集も4Gamerに掲載しているので,興味のある人は見て,遊んでいただきたい。

 片やファンタジー,片やシミュレーションではあるが,どちらも西洋古代史をフィーチャーしたこの2本。9月の発売をお楽しみに。(松本隆一)


タイタン クエスト 日本語マニュアル付英語版
■開発元:Iron Lore Entertainment
■発売元:ズー
■発売日:2006/09/01
■価格:8190円(税込)
→公式サイトは「こちら」
グローリー オブ ザ ローマン エンパイア 日本語版
■開発元:Enlight Software
■発売元:ズー
■発売日:2006/09/29
■価格:8190円(税込)
→公式サイトは「こちら」

【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/news/history/2006.07/20060721192522detail.html