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GWFC シーズン3 プレイオフ,日本から合計3ギルドが出場
2006/07/10 17:25
 7月2日から7月10日までの間,オンラインRPG「ギルド ウォーズ」の対人戦世界一を決めるイベント「The Guild Wars Factions Championship」(GWFC)のシーズン3 プレイオフが開催された。最終的には韓国の強豪ギルド「The Last Pride [EvIL]」が本プレイオフを制し,ついにGWFC決勝大会の出場ギルドが顔を揃えることとなった。



 以前,GWFC シーズン2 プレイオフのニュースをお伝えしたときにも説明したが,GWFCでは,ゲーム内の8名同士による対人戦“ギルドバトル(GvG)”を用いて試合を行う。GvGの試合結果は随時ランキングに反映され,約1か月間の“シーズン”と呼ばれる単位で上位16ギルドを選出し,トーナメント形式のプレイオフ戦を行う。プレイオフでは,成績に応じたポイントが獲得でき,シーズン1〜3の合計ポイント数の多い6ギルドが,8月24日から8月27日の期間にドイツで行われる決勝大会へと駒を進められるわけだ。



 今回のシーズン3 プレイオフには,日本から三つのギルドが進出した。それら各ギルドの概要と,本シーズンにおける経緯を簡単に紹介しておこう。

Supernova Jpn [SpNv](シーズン3 世界ランキング#11位)
 ギルド ウォーズ日本語版が発売される少し前から,本格的な対人戦活動を行ってきたギルド。シーズン3期間中はそれほど上位にはいなかったものの,最終日にR/Wによるmass pet戦術を導入し,急激にランキングを上げた。チームビルドの相性を見抜き,思い切った戦術に出たのが功を奏したようだ。

Sacrament Of The Waooru [SotW] (世界#14位)
 前回のシーズン2 プレイオフにおいても,ベスト4の結果を残している強豪ギルド。本シーズン中は,試合数を多くこなすことでメンバー同士の連携をより強固なものにしたようだ。彼らについてはシーズン2のときにインタビューをしているので,興味のある人はそちらを参照してほしい。

Elite Mangudai [mn](世界#16位)
 当初はランキング17位だったものの,上位ギルドがプレイオフ不参加を表明したことにより,運良く繰り上げ進出を果たした。もちろん実力のほうも折り紙付きで,過去に筆者が「The Last Pride[EvIL]」にインタビューしたとき,お互いが戦いたい相手として名指ししていた。



 プレイオフの試合結果については,詳しくは別画像(右の画面写真)を参照してほしい。残念ながら日本から出場した3ギルドは,いずれも一回戦にて敗退してしまったのだ。しかしトーナメント表をよく見ると分かるが,SotWを除く2ギルドは,対戦した相手が最終的に一位および二位のギルドという組み合わせである。結果論になってしまうが,これはもう運が悪かったと言ってもいい組み合わせだろう。
 ともあれ,シーズン1のプレイオフでは日本ギルドからの出場はなし,シーズン2では1ギルドのみの出場だったことを考えると,日本人のプレイヤー層が着実にレベルアップしてきていることが実感できる。

 ちなみに現在の世界ランキングを見ると,100位圏内に12もの日本ギルドがランクインしている。ギルド ウォーズの日本における販売本数は,欧米圏と比べて正直なところ多いとはいえない。しかしそれだけに,日本ギルド勢が他リージョンと互角に戦っているという事実は,彼らのギルドバトルへの参加率の高さ,そして熱心さを端的に示しているといえよう。

 さて,今回のシーズン3によって,GWFCの予選はひとまず終了。これまでの分も含めた総合ポイント数の多い5ギルド+今後行われる敗者復活戦を勝ち抜いた1ギルドが,ドイツにて行われるGWFC決勝大会へ出場することになる。現在確定している5ギルドの顔ぶれは,下記の通りだ。

War Machine [WM] (韓国)
The Last Pride [EvIL] (韓国)
Esoteric Warriors [EW] (欧州)
Irresistible Blokes [iB] (欧州)
Sacrament Of The Waooru [SotW] (日本)

 日本から「Sacrament Of The Waooru [SotW] 」が出場できたことに対しては,一人のプレイヤーとして惜しみない拍手を贈りたい。学生や社会人のギルドメンバーは,ドイツに行くための時間の捻出が難しいかもしれないが,またとない機会なので,ぜひとも参加してほしいところだ。(ライター:川崎 政一郎)


ギルド ウォーズ Campaign2 戦乱の章
■開発元:ArenaNet
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http://www.4gamer.net/news/history/2006.07/20060710172510detail.html