サーカスが開発を担当し,マーベラスインタラクティブが6月30日に発売予定のアドベンチャーゲーム「舞-HiME 運命の系統樹 修羅」のプロモーションムービーをUpした。プレイステーション2版の移植作品ながら,アニメ版に登場してプレイステーション2版には登場しなかったキャラクターなど,独自の要素を盛り込んだバージョンとなる本作。「重厚な世界観,重いテーマ性」による,ダークな雰囲気を志向した萌え作品としての特質が見てとれる映像なので,興味のある人はぜひ確認してほしい。
そもそも「舞-HiME」は,アニメーション制作会社サンライズが中心となって展開するメディアミックス作品。アニメーションのほかに,コミックス,ゲーム,CD,ラジオなど多方面で作品/関連製品が展開され,共通の世界を扱いながらそれぞれ異なるテーマやストーリーの作品群として制作されている。 モチーフの中心となるのは,自らの想念を物質化する超能力を持ち,「HiME」と呼ばれる女の子達。彼女達が「エレメント」と呼ばれる固有の武器や,「チャイルド」と呼ばれる召喚獣を駆使して,モンスターと戦ったり,互いに争ったりしつつ,キャラクター作品らしいストーリーを繰り広げていく。 前述のとおり,今回のPC版は基本的にプレイステーション2版の移植作品となるが,「杉浦 碧」「結城奈緒」といったキャラクターのエンディングや,そのほかのおまけシナリオが追加されるなど,プレイステーション2版をプレイした人もあらためて注目すべき内容となっている。一連の作品のファンなら,ぜひ下のプレイヤーからストリーミング映像(2分46秒,WMV)をチェックしておいてもらいたい。
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