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特撮映画の重鎮ハリーハウゼン氏が新作映画とゲームを制作
2006/05/26 14:57
 ストップモーション・モデルアニメは,精巧に作られたミニチュアの怪獣などの人形を,少しずつ動かしながら一コマずつ撮影する,気の遠くなるような作業にもとづく技法だ。
 そのストップモーション・モデルアニメを駆使した特撮映画「アルゴ探検隊の大冒険」「タイタンの戦い」などで,その名を世界に知らしめた巨匠レイ・ハリーハウゼン氏が,再び映画制作に乗り出すとともに,ゲーム開発にも着手していることが分かった。

 海外映画情報誌「The Hollywood Reporter」によると,同氏は,映画制作会社 Mindfire Entertainmentと共に,新作映画,テレビ番組,そしてゲームの制作を進めているという。
  これらの新作に関しては,まだ多くの情報は公開されていないが,映画に関しては,ギリシャ神話とエイリアンの侵略をテーマとする2本を制作しているとのことだ。

 1920年生まれで現在85歳という同氏が,2本の新作映画を含む多くのプロジェクトに携わり,精力的に活動していることは,昔ながらの特撮映画ファンには嬉しいところ。
 なお,それらの新作映画には,同技法は用いられていない模様だが,たとえ最新のCG技術が使われていたとしても,同氏が培ってきた特撮技術とスピリットが,存分に生かされることだろう。

 果たしてどのような映画とゲームが登場するのか,大いに期待したい。(朝倉哲也)


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http://www.4gamer.net/news/history/2006.05/20060526145759detail.html