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[韓国ゲーム事情#541] Hanbit Soft,「Hellgate:London」の全世界オンラインサービス権を獲得
2006/05/16 21:54
Kimの韓国最新PCゲーム事情#541

Hanbit Soft,「Hellgate:London」の全世界オンラインサービス権を獲得(2006/5/16)

Text by Kim Dong Wook特派員



Hanbit SoftのKim Young Man会長(左)とFlagship StudiosのCEOであるBill Ropper氏(右)
 Hanbit Softは,「Hellgate:London」のデベロッパーであるFlagship Studiosとジョイントベンチャーを設立,同ゲームのワールドワイドでのオンラインサービス権を確保し,アメリカとヨーロッパのオンラインゲーム市場進出への足がかりを得たと発表した。
 今回のジョイントベンチャーはPing0という名前で,Hanbit SoftとFlagship Studiosが,それぞれ10万ドルずつを投資して設立される。アメリカと日本,ヨーロッパ市場において,同ゲームの版権を確保しているバンダイナムコとも別途契約し,該当の地域におけるオンラインサービス権も確保したという。

 また,同ジョイントベンチャーは,今後のHanbit SoftとFlagship Studiosから開発,パブリッシングされるすべてのゲームのオンラインサービスに対応する予定であり,それによって両社は,技術的なノウハウとブランド面の双方で緊密に協力するようになる見込みだ。

 Hanbit SoftのKim Young Man会長は「今回のジョイントベンチャー設立は,グローバル事業の拠点確保という2006年の当社の経営方針によって推進されたものであり,私達はHellgate:Londonという優秀なコンテンツを通じてアメリカとヨーロッパのオンライン市場に進出し,真のグローバルパブリッシャーに発展する準備が整った」と語り,「韓国のオンラインサービス技術をグローバルスタンダードにする第一歩を踏み出したことに大きな意味がある」とコメントした。

 Flagship StudiosのCEOであるBill Ropper氏は「Hellgate:Londonの開発以前から,Hanbit Softのマーケティングとオンラインサービス能力の優秀さを高く評価してきた」と語り「私達の開発力とHanbit Softの優秀なオンラインサービスノウハウが結合して,大きなシナジー效果を生み出すだろう」とコメントした。

 アメリカとヨーロッパ市場は,ブロードバンドの普及拡大と多彩なMMORPGの登場,商用ゲームの拡大,既存のゲームプラットホームゲーマーのオンラインゲームへの流入などで,2004年に9億ドル規模だった市場が,2007年には28億ドル規模に成長することが予想されている。今回のジョイントベンチャー設立によって,Hanbit Softは3年間で約5億ドルの売上げ期待しているという。


Hellgate: London
■開発元:Flagship Studios
■発売元:バンダイナムコゲームス
■発売日:2007/夏
■価格:未定
→公式サイトは「こちら」

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http://www.4gamer.net/news/history/2006.05/20060516215414detail.html