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大盛況のうちに終劇「英雄オンライン」秋葉原イベントレポート
2006/04/17 19:00
スタントマン,コスプレイヤー,イベントコンパニオンが一堂に会しての撮影会。事情のわからない通行人も思わず立ち止まり,カメラ付きケータイを取り出すほどのインパクトである
 エムゲームジャパンは,4月15日,16日の両日にわたり,武侠MMORPG「英雄オンライン」街頭イベントを,ヨドバシカメラ マルチメディアAKIBA館 第一エントランスで開催した(作品の内容については「こちら」の記事を参照のこと)。

 ヨドバシカメラ マルチメディアAKIBA館といえば,今や秋葉原の新名所ともいえる巨大店舗。とくに第一エントランスでは,日々さまざまなイベントが実施されており,多くの人が歩を緩めるスペースである。
 今回エムゲームジャパンが,「英雄オンライン」のオープンβテスト開始記念イベントを実施したのも,その第一エントランスだった。イベントのスケジュールは,15日,16日共に以下のようになっており,「武侠」というキーワードや派手なアトラクション,見目麗しい女性コスプレイヤー/コンパニオンの姿に,大勢の人が立ち止まっていた。

■「英雄オンライン」街頭イベントスケジュール
第1回 11:00〜11:45
第2回 12:15〜13:00
第3回 13:30〜14:15
第4回 14:45〜15:30
第5回 16:00〜16:45

アクションショー:各回開始時間より15分間
コスチューム撮影会:ショー終了時より30分間
抽選会:随時

アトラクション,撮影会,試遊台,抽選会と,内容盛りだくさんのイベント。土日の秋葉原ということで,家族連れの姿も多く見られた


普陀剣后/医仙に扮したコンパニオンも登場。ゲームファンだけでなく,コスプレファンからも注目を集めていた
 筆者がイベントを見学したのは,15日の昼頃と,16日の夕方頃だったのだが,いずれのときも,常に多くの人集りができていた。
 オンラインゲームの街頭イベントということで,参加者はゲームファンが中心だろうと考える人も多いだろうが,週末の秋葉原ということもあり,家族連れやカップル,ものすごい望遠レンズを装備したアマチュアカメラマン,そして幼少の頃から「武侠」に親しんできた(と思われる)アジア系外国人など,実にさまざまな人種が集まっていたのが印象的だった。

 アクションショーでは,ゲームに登場する男性キャラクター,乾坤一剣/大力覇王に扮したスタントマンが,演舞や殺陣を披露。限られたスペースながらダイナミックなアクションが展開され,ゲームファンはもちろん,外国人やお子さんからも好評を博していた。
 イベントには,ゲームに登場する女性キャラクター,普陀剣后/医仙に扮したコンパニオンも,もちろん登場。こちらに関してはさすがに演舞/殺陣の披露はなかったが,セクシーな衣装で決めポーズを取るたびに,盛大なフラッシュがたかれていたものだ。普陀剣后/医仙との撮影会が行われた際には,物怖じせずツーショット(スリーショット)写真をお願いする人も少なからずおり,秋葉原におけるコスプレの市民権獲得を肌で実感した次第である。

 また,イベント中随時行われていた抽選会についても,大変な盛り上がりを見せた。抽選会に参加するためのチラシを,チャイナドレスに身を包んだイベントコンパニオンが配布していた点もポイントなのだろうが,やはり大型液晶テレビやUSBメモリといった賞品が用意されていると,盛り上がりが違う(ちなみに筆者は,4等の「英雄オンライン」オリジナルCD-ROMが当たった。当たったという表現は適切ではないかもしれないが)。



ゲームの特徴やキャラクターの紹介を,ゲーム画面を用いずに紹介するという見せ方は,ゲームファン以外の層も集まるこういったイベントにおいては,非常に効果的だったようだ
 そんなわけで,取材した側から見ても,驚くほどの大盛況のうちに幕を閉じた,当イベント。ここでのアピールが,英雄オンラインの登録会員数にどれだけ影響するかは分からないが,武侠ジャンルの話題性を確認する意味において,そして主要プレイヤー層にタイトルを露出する意味で,価値のあるイベントとなったのではないだろうか。
 なお,エムゲームジャパンによると,イベント内の抽選会で配布していたオリジナルグッズなどは,今後も継続して製作していくとのこと。オンライン/オフラインイベントや読者プレゼントなどで配布されることもあるようなので,今回入手できなかったという人も,期待して待っているといいだろう。(大路政志)


英雄オンライン
■開発元:MGAME
■発売元:エムゲームジャパン
■発売日:2006/04/27
■価格:基本プレイ料金無料
→公式サイトは「こちら」

【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/news/history/2006.04/20060417190051detail.html