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Web2.0的なチャットツール?「Co-lony」のβテスト開始
MOVIDA ENTERTAINMENT開発の無料で使えるチャットツール「Co-lony」のβテストが，本日（2006年4月12日）より開始された。
Co-lonyとは，現在オンラインゲームポータルサイトBB Gamesで提供されているBB-IDさえあれば，誰でも無料で使える多人数型チャットソフト。メッセンジャー系をのぞけば，今となっては珍しいクライアント型のチャットソフトで，軽快なレスポンスやチャットを便利にする各種設定が出来るのが特徴。
チャットツールとしては，メッセンジャーとIRC（Internet Relay Chat）の中間という形となっている。自分で自由にルームを作成でき，そこで会話が楽しめるというものだ。
ユニークなのは，ルームを作成するとそのルームに対応した「ルームページ」や「ルームリンクタグ」が生成される点。ルームページとは，ルームの詳細やチャットのログを閲覧できるページのことで，いわばルームのプロフィールページという位置づけ。ユニークなのはルームリンクタグの方で，これは，文字通りBlogを初めとした各種サイトに貼り付けるための「タグ」を生成してくれるという機能になる。使ってくれた人は想像がつくかもしれないが，4Gamer上にあった（現在休止中）ロビーチャットのアップグレードバージョンのようなものだ。
ルームリンクタグをサイトに貼り付けると，その部分にはCo-lonyバナーというバナーが表示（アフィリエイトのようなもの）され，そのルームの会話などを，Web上（自分のBlog上など）から閲覧することが可能。つまり，自分のルームへの参加の入り口を，いろいろな場所に設置できるというわけだ。Co-lonyの概要や使い方については，公式サイト上に目を通してみてほしい
またMOVIDA ENTERTAINMENTは，近日，公開記念として，ルームリンクタグを「自分のサイトなどに貼り付けたユーザー」を対象にした，「コロニーバナー貼り付けキャンペーン（仮称）」を実施するとのこと。まずはゲームユーザーを意識した展開を考えているようで，プレゼントとしては，GeForce 7900 GT搭載グラフィックスカードなどが予定されている模様。興味がある人は，あとで「こちら」の公式サイトをチェックおくとよいだろう。
運営はMOVIDA ENTERTAINMENTが，開発は，オンラインゲームなどを含めたネットワーク関連のミドルウェアを手がけているコミュニティーエンジンが担当している。今後，ユーザーの意見を取り入れながら，機能の強化を図っていくという。
ちなみにBB-ID自体は，メールアドレスとハンドルネーム，生年月日という三つを入力するだけで簡単に取得可能。ファンサイトを運営していたり，Blogで日記を書いているというプレイヤーは，このCo-lonyを使って友達とコミュニケーションしてみてはいかがだろうか。（TAITAI）
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