ガラス製のゲーマー向けマウスパッド「G-Pad」が登場
PCパーツなどの販売代理店として知られる東京エンジニアリングが,同社オリジナル製品となるガラス製マウスパッド「G-Pad」を市場に投入すると明らかになった。4月第3週発売予定で,予想実売価格は5000円前後。ガラス製のマウスパッドというのは,ガラス細工店などが記念品/贈答品用として販売しているのを見かけるが,G-Padは,ゲーマー向けとされているのが特徴だ。
国産品とのことだが,なるほど加工精度は高い印象を受ける
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G-Padのサイズは実測で面積が158×219mm。厚みは4mmで,底面の4か所に厚さ2mmの滑り止めが貼られている。表面は一種のくもりガラス処理がなされており,ザラついた手触りがある。 使用感は,Razer製のリバーシブルマウスパッド「Razer eXactMat」の,「SPEED」面に近い。それでいて,Razer eXactMatより二回りは小さいので,小型で滑りのいいマウスパッドを求めている人に向いているといえるだろう。 現時点で対応マウスは明らかになっていないが,編集部で確認した限り,以下のマウスで問題なく利用できた。もちろん保証はできないが,レーザー/光学センサーを問わず,たいていは動作するのではなかろうか。
編集部で動作を確認できたマウス- G7 Laser Cordless Mouse(Logitech)
- G5 Laser Mouse(Logitech)
- MX510 Performance Optical Mouse(Logitech)
- Wireless IntelliMouse Explorer 2.0(Microsoft)
- Wheel Mouse Optical USB and PS/2 Compatible(Microsoft)
- Razer Copperhead(Razer)
- Razer Diamondback/Diamondback Plasma(Razer)
透過率を見るため,下にクリアファイルを置いてみたところ,意外と向こう側はよく見えた。マウスパッドの下に写真などを置いても映えそうだ
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また,このG-Padには「底面に好きな文字や写真,イラストを彫る」という有料オプションが用意されている。この価格についても現時点では不明だが,発売時にはパッケージに申込書が添付される見込み。それに必要事項を記入し,ソースとなるデータを添えてマウスパッドと一緒に返送することで,“マウスパッド彫刻”サービスを受けられることになりそうだ。 クランやチーム,ギルドのロゴマークはもちろん,プレイヤーキャラクターを彫り込んでみたりするのもアリかもしれない。普及するかどうかは価格次第だが,なかなか面白い試みではある。
なお東京エンジニアリングによれば,G-Padは全国のPC専門店チェーンなどで購入できるようになるとのこと。今後はサイズ違いの投入など,さまざまな展開も予定されているという。(佐々山薫郁)
2006年4月24日追記
東京エンジニアリングは,製品名を「G-Pad」から「ガラスマイパッド」へ変更した。同時に,刻印サービスの例として4Gamerのロゴ入り版を用意してもらえたので,写真を掲載したい。精度は非常に高いといっていいだろう。
ただし,刻印代は今回のサンプルで1枚6000円になるとのこと。ロットによってコストは変わるそうだが,よほど大規模なクランなどで一斉導入したりしない限り,刻印サービスは本誌読者にとってハードルの高いものになりそう,というのが正直なところである。
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