GDHは本日(3月22日),「ドルアーガの塔」のアニメ化およびPC用オンラインゲーム化権を取得することでナムコと合意に達し,グループ会社ゴンゾおよびゴンゾロッソオンラインが,ナムコ監修の下で共同開発を行うと発表した。オンラインゲーム「ドルアーガの塔 The Recovery of BABYLYM(仮称)」は2007年後半にサービス開始予定,アニメーション「ドルアーガの塔(仮称)」は2008年に放送開始予定という。
「ドルアーガの塔」は,1984年にナムコがアーケードゲームとしてリリースしたアクションRPG作品。ファンタジー世界を舞台に,囚われの身となった巫女「カイ」を救出すべく塔を攻め上り,アイテムを手に入れて主人公を成長させながら謎解きを進めるという展開になっている。 当時のゲームファンの間で爆発的な人気を呼び,ファミリーコンピュータや当時の8ビット/16ビットPCなど,さまざまなプラットフォームに移植された。また,そのヒットとゲーム内容ゆえに攻略本ブームの火付け役となり,その後も続編ゲームや小説,フィギュアなどさまざまなジャンルで関連商品が発売され続けた。
今回の合意内容では,GDHがアニメ化権とPC用オンラインゲーム化権を取得,この作品のもともとの開発者である遠藤雅伸氏をスーパーバイザーに迎えてナムコが監修を務めつつ,ゴンゾとゴンゾロッソオンラインが共同開発する。 全60階の攻略と,その過程における悪魔ドルアーガの打倒,カイの救出と,目的の明確なやり込みゲームだった本作が,オンラインゲームに生まれ変わることで,どのようなアレンジが施されるのか? なかなか想像しがたいところだが,続報を楽しみにしたい。(Guevarista)
|