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NVIDIA，GeForce 7800 GS AGP対応版「ForceWare 81.98」を公開
NVIDIAは米国時間2006年2月7日，GeForce用グラフィックスドライバ「ForceWare」の最新版「ForceWare 81.98」を差し替えた。
ForceWare 81.98は2005年12月5日に発表された公式最新版だが，NVIDIAによれば，今回差し替えたのは，GeForce 7800 GS AGPをサポートするためとのこと。「基本的にグラフィックスチップのIDアップデート」（NVIDIA）で，新機能の追加やバグフィックスなどは，少なくとも目立った形では行われていないようである。
4Gamerではこれまで，Release 80世代の最新版であるForceWare 83シリーズのβ版ドライバを何度か紹介してきているが，ForceWare 83.10，あるいはForceWare 83.60の両βドライバで明らかになっているように，ForceWare 83シリーズにはまだ，（βなのだから当たり前だが）明らかな形で問題が残っている。それをそのままの状態で出すよりは，既存の安定版である81.98をGeForce 7800 GS AGPに対応させたほうが確実，とNVIDIAは判断したのではなかろうか。
ちなみに，この件についてNVIDIAのOEMとなるカードメーカー数社に聞いてみると，ForceWare 83シリーズは2006年3月上旬にリリースされると予想しているようだった。3月に何があるのかは想像するほかないが，何かはあると見てよさそうだ。
いずれにせよ，今回の新ForceWare 81.98は，GeForce 7800 GS AGP搭載グラフィックスカードを購入した人向けということになる。すでにForceWare 81.98を導入しているユーザーが，慌てて導入する必要はない。もちろん，まだForceWare 81.98を導入していなかったのなら，導入する価値は大いにあるだろう。
ちなみに，4Gamerの最新ドライバページではすでにリンクを更新してあるので，入手したい人はそちらからどうぞ。ただ，ドライバの更新作業自体は自己責任となるので，あらかじめその点だけは了解しておいてほしい。（佐々山薫郁）
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