ベクターは,韓国のデベロッパJOYSPELLが開発したMMORPG「MICMAC Online」の国内配信権を獲得し,オンラインゲーム事業に参入すると本日1月27日に発表した。
以前4Gamerでも紹介したように,MICMAC Onlineは「二人のプレイヤーが一人のキャラクターを共有して育成できる」という,実にユニークなMMORPG。プレイヤーは,ゲーム内の他プレイヤー一人と「ソウルメイト」という関係が結べ,経験値を分け合ったり,ソウルメイト専用スキルを活用したりできる。 また同作には,カスタマイズ性の高いアバターシステムが搭載されており,一般的なMMORPGよりも,個性豊かなキャラクターが育成できるという。アバターシステムの軸となるのは,装備アイテムのソケットに「Sowel」という鉱物をはめ込むという,比較的よく見られるタイプのシステムだが,ベースアイテムの豊富さや精錬システム,外形アイテム強化システムといった要素との連動により,キャラクターの外見を(もちろん強さも)自由にカスタマイズできるとのこと。 1月27日現在,メディア向けの公式リリースは出されておらず,サービス開始時期やビジネスモデルなどは明らかにされていないが,あのベクターが日本展開を行うMMORPGということで,運営体制や課金方式などを含め,今後の動向からは目が離せない。(大路政志)
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