MMORPG「DEKARON」,1月27日(金)にオープンサービス開始
スープレックスと日本モリアが運営するMMORPG「DEKARON」のオープンサービスが,1月27日(金)より行われることが,本日(1月24日)明らかになった。 このオープンサービスは,オープンβテストではなく,“誰もが無料でプレイできる正式サービス”という位置づけ。オンラインゲームの運営が事業である以上,何かしらの収益手段が必要になるわけだが,現段階ではそれらについての発表はなく,近い将来有料アイテムの販売などがスタートすると推察される。
■インタフェースを一新した新クライアント
オープンサービスで使用されるクライアントは,クローズドβテスト時の問題点に修正を加えたほか,各種ウィンドウの配置などのカスタマイズに対応するなどインタフェースを一新したバージョン。 能力値のポイント振り分け時にプレビュー機能が追加されたり,起動およびローディング時間が短縮されたりと,遊びやすさを向上させる仕様変更が施されている。また,一部のキャラクターやモンスターのグラフィックスが,変更されているようだ。 ちなみに,クローズドβテスト参加者は,クローズドβテスト用クライアントを事前にアンインストールしてから,新クライアントをインストールする必要がある。 なお,新クライアントは,オープンサービス開始前に先行ダウンロード配布される予定とのこと。時期は未定だが,27日までそう日がないことを考えると,一両日中には公式サイト上で告知されそうだ。
■「釣りシステム」と高レベルフィールドを実装 MMORPGファン待望(?)の新要素,「釣りシステム」もオープンサービスから実装される。 クローズドβテストまでは,HPやMPを回復するにはポーションを使用するしかなかったが,釣りあげた魚でもこれらを回復できるようになる。釣れる魚は,釣りをする地域によって異なり,魚の種類ごとに異なる回復量が設定されているという。 またDEKARONでは,ポーションを使用した後,次にポーションを使用できるようになるまでのクールタイム(待ち時間)が設定されているが,魚にはポーションと別のクールタイムが設定されている。そのため,ポーション使用直後に魚で回復することも可能だ。 なお,釣りシステムでは,魚以外にもアクセサリなどの装備品が釣れることもあるようだ。
このほか,Lv85というレベル制限が設けられた新フィールド「パイトン」城も,オープンサービス開始に合わせて実装される。このフィールドは,小説版DEKARONに登場する舞台をゲーム内に再現したもので,ストーリー上大きな意味を持っているそうだ。 このパイトン城は,トリエステ大陸を支配しようとするデュスマブルが,カロンの復活に備えて建設した巨城。まるで迷路のように,地下に入り組んだフィールドとなっている。デュスマブル自身がいる部屋は,封印の呪文がかけられており,外部からの侵入が防がれているという。 城内に登場する敵キャラクターは,プレイヤーが使用するものと同じ容姿,そして同じスキルを持っているため,擬似的なPvP感覚が味わえそうだ。
■クローズドβテスターへの特典も発表 ただしデータはワイプ
2005年末から2006年にかけて行われたクローズドβテストに参加した人には,オープンサービス開始にあたって特典が用意されている。 キャラクターレベルが61以上だったテスターには「デカロンリング」(全能力値アップのアイテム)が,キャラクターレベルが60以下だったテスターには「レベル×1000DIL」(ゲーム内通貨)が贈られる。対象となるキャラクターのレベルは,クローズドβテスト終了時に,所有IDの中で最も高レベルのキャラクターのものだ。詳しい配布方法は,後日公式サイトで発表される予定。
なお,当初は,クローズドβテスト時のキャラクターレベルは,次回のテストへ引き継がれる予定になっていたが,2度目のテストを経ずにオープンサービスがスタートすることになったため,キャラクターレベルの引き継ぎは行われず,全データがリセットされることになった。 クローズドβテスト参加者には残念なニュースだが,上記の特典アイテムをもらって,また最初からDEKARONを楽しんでほしい。(TeT)
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