ATI Technologiesは,同社製グラフィックスチップ,あるいはグラフィックスコア内蔵チップセット用ドライバパッケージ「Catalyst」の最新版「Catalyst 6.1」を公開した。4Gamerの最新ドライバページでは,ダウンロード方法も含めてリンクを更新しているので,すぐに入手したい人はそちらをどうぞ。
2006年1回めのアップデートとなるCatalyst 6.1では,実ゲームタイトルにおける問題を中心にバグフィックスされている。具体的な内容は英語版リリースノートに詳しいが,主に以下のような問題がクリアになったようである。
・「Battlefield 2: Special Forces」で,一部の描画がおかしくなる問題 ・「Dark Age of Camelot」で,ゲームが突然終了してしまう問題 ・「Half-Life 2」で,Catalyst AIを有効にしていると,一部の描画がおかしくなる問題 ・「EverQuest II」「The Fall」「World of Warcraft」の実行時に,OSが反応しなくなってしまう問題 ・「World of Warcraft」で,特定のゾーンにおいて,20〜30分でゲームが不正終了してしまう問題
「Fable: The Lost Chapters」をWindows XP Media Center Edition環境下でプレイすると描画がおかしくなる問題や,Radeon X800シリーズで「Neverwinter Nights」をプレイすると不正終了する場合がある問題などは依然として残っている。しかし,Dark Age of Camelotにあった問題など,クリティカルだった部分がいくつか修正済みとされているのは確か。アップデート作業自体は自己責任となるので注意は必要だが,Radeonシリーズのユーザーは,ひとまずアップデートしておいたほうがよさそうだ。(佐々山薫郁)
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