コナミは，同社グループ企業の再編および持株会社制への移行の正式合意について，1月5日付けで発表した。2006年1月26日に開催予定の臨時株主総会において，承認可決される見通し。
4Gamer読者にとって一番気になるのは，これまでコナミ本体で行ってきたゲーム/エンターテイメント関連事業（オンラインゲーム，家庭用ゲームソフト，アミューズメント機器，玩具，カードゲーム，携帯電話向けコンテンツ，音楽/映像ソフト，書籍/雑誌などの企画/制作/製造/販売）を分割し，2006年3月31日（金）に設立される予定の新会社，コナミデジタルエンタテインメントに承継するという点だろう。
ゲーム開発などを担当する子会社であった，コナミコンピュータエンタテインメントスタジオ，コナミコンピュータエンタテインメント東京，コナミコンピュータエンタテインメントジャパン，コナミオンライン，コナミメディアエンタテイメントなどは，2005年4月にコナミ本体に吸収合併されているが，これらの機能（現在の各カンパニー）がほぼまとめて新会社へと移るということになる。
なお新会社が発行する株式52万株は，すべてコナミに割り当てられる。つまり現在のコナミが，持株会社となる形だ。
また，スポーツクラブ事業などを行っていた子会社，コナミスポーツと，健康/介護機器の開発/製造/販売を行ってきたコナミスポーツライフは合併し，コナミスポーツが存続会社となる。その後，コナミとコナミスポーツの株式交換により，コナミスポーツはコナミの完全子会社となる。また株式交換実施後には，コナミスポーツの社名がコナミスポーツ＆ライフに変更される予定。（TeT）
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