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［韓国ゲーム事情＃441］「WarRock」韓国以外の人もプレイ可能に
Kimの韓国最新ゲーム事情＃441
オンラインFPS「WarRock」で海外プレイヤーのためのグローバルサーバーがオープン（2005/12/2）
Text by Kim Dong Wook特派員
韓国発のオンラインFPS「WarRock」で，海外プレイヤーのためのグローバルサーバーが，12月6日正午にオープンする。
今回のグローバルサーバー開設は，韓国情報通信省の傘下の団体であるソフトウェア振興院による，オンラインゲーム海外テストベッド事業の積極的なサポートを受けたもの。同事業は韓国国内だけでなく，各国のゲーマー達に，新しいジャンルのオンラインゲームの楽しさを伝えることを目的としている。
また，デベロッパーであるDream Execution社が5年の歳月をかけて開発し，同ゲームに搭載した3Dエンジン「Jindoエンジン」の性能を検証するとともに，海外プレイヤー達のFPSジャンルに関する詳細な趣向を把握することで，海外サービスで起き得る突発的なトラブルに前もって備えようというのが狙いだ。いずれも，海外における今後の現地サービスを円滑に行うのが目的である。
同ゲームのグローバルバージョンは，すでに英語へのローカライズ作業が完了しているが，FPSというジャンルの特性上，操作キーさえ熟知しておけば，英語が得意でないプレイヤーにも楽しめる。また, 同作品の日本語バージョンもローカルライズの予定が立てられているため，実現すればよりプレイやすくなることだろう。
グローバルサーバーへの接続は，国ごとにサービスパートナー会社が決まるまで可能になる。例えば日本でパブリッシャが決まれば，日本からは接続できなくなる，ということだ。ゲームの公式サイトにオープンする専用ページ（12月6日オープン予定）に接続して，アカウント登録を行い，クライアントプログラム（約260MB）をダウンロードしてインストールすれば，誰でもプレイ可能である。
今回のグローバルサーバーオープンに関して，同社の企画室長であるYang Bae Young氏は「当初から海外市場を目標として開発されたタイトルですので，国内バージョンのアップデートと並行して，グローバルバージョンの準備を進めてきました。 とくに海外ゲーマーから，他社の作品と非常に似ているという指摘を受け続けているので，今回のグローバルサーバーオープンを機会として，他社作品とまったく異なるプレイ感覚，誰でも簡単に楽しめるオンラインゲームFPSという新しいジャンルを，体験していただければと思います。ともかく海外ゲーマーから正当な評価を受け，彼らの意見にも耳を傾けたいというのが，我が社の率直な考えです」と述べた。
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