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MMORPG「デコオンライン」，日本で今冬のサービス開始が決定
テクノブラッドとGMOインターテインメントは，MMORPG「デコオンライン」の日本国内でのサービスを，今冬（2005年末〜2006年初頭）に開始することを発表した。
以前，（「Risk Your Life Part2」のときと同様に）テクノブラッドがこのゲームのパブリッシャを募集するという告知を出していたが，無事，国内サービスはGMOインターテインメントで行われることとなった。
デコオンラインは，韓国ROCKSOFTが開発したファンタジーMMORPGで，異世界にある二つの国をめぐる冒険と戦いをテーマとしたゲームだ。戦闘職以外のサブクラスを持てるデュアルクラスシステム，自分達で「都市」を建設できるフロンティアシステム，簡単なキーボード操作で発動できるコンボシステムなどの特徴を持っている。また，MMORPGとしてはかなり軽い400MB程度のクライアントで，ライトユーザー層でも快適にプレイできるゲームとなっている。
先日行われた韓国のゲーム展示会G★では，E-ZEN Entertainmentブースでプレイアブル展示されていたが，可愛いキャラクターが小気味よく動いて派手な戦闘を繰り広げており，注目を集めていた。直撮りのプロモムービーもあるので，動作を確認してみるのもいいだろう。
韓国内では基本無料のアイテム課金制でのサービスが決まっているが，日本国内での課金方式は未定とのこと。話を聞く限りでは，韓国と同じ方式になる可能性も高そうだ。おそらく2006年2月くらいに国内でもオープンβテストが開始されることになるだろう。
GMOインターテインメントでは，「D.o.P（デコオラインプロジェクト）」として，デコオンラインをゲーム以外のメディアで展開していく計画も発表している。
●菜の花すみれ氏による小説
「デ・ジ・キャラット」「ギャラクシー・エンジェル」「クロスワールド」などを手がけたファンタジー小説家，菜の花すみれ氏によるデコオンラインのサイドストーリーを，オープンβテスト開始時から公式サイトで掲載する（毎週更新の予定）。
●Pecorin氏のイラスト
韓国同人界で人気のイラストレーターPecorin氏を起用して，小説の挿絵などを中心に，ゲーム内のキャラクターとはまた違った可愛らしいデザインでのイラストを展開していく。
Pecorin氏の過去の作品例
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●小説とイラストをゲーム内へ
上記の菜の花すみれ氏の小説やPecorin氏のイラストを，デコオンラインのゲーム内に反映していく。小説に沿ったストーリー展開や，新キャラクターの追加，アイテム販売などが予定されている。
クセのなさそうなゲームグラフィックスと軽いクライアント，最初からゲーム内外のメディアミックスを念頭に入れた展開を行うなど，ライトユーザー層の取り込みにかなり力を入れていることが分かる。オープンβテストまでしばらく時間がかかりそうだが，新しい情報が入り次第続報をお伝えしたい。（aueki）
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