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［G★2005＃026］Play NCコンテンツ「Toy Striker」開発者インタビュー
G★2005二日目の11月11日，4Gamer編集部ではゲームポータル「Play NC」のキーパーソン達に，立て続けにインタビューを行った。ここでは，主に低年齢層/女性プレイヤー層へのアピール度が高いオンラインシューティング「Toy Striker」の，チームマネージャー Hong Seokgeun氏のインタビューをお届けする。本作が，Play NCの中でどのような位置を占めているか理解できる内容となっているので，興味のある人はぜひご一読を。
Hong Seokgeun氏
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4Gamer：
はじめまして。本日はよろしくお願いします。
Hong Seokgeun氏：
こちらこそ，よろしくお願いします。
4Gamer：
ではさっそくなのですが，「Toy Striker」を制作することになった動機を教えてください。
Hong Seokgeun氏：
NCsoftといえば，「リネージュ」や「リネージュII」をはじめとする大作MMORPGのイメージが強いでしょうが，制作側としては当然，MMORPGではないタイトルを作りたいという願望もありました。いろいろと検討した結果，シューティングジャンルでは完成度の高い作品が少なかったので，では私達が作ってしまおう，ということでToy Strikerの企画が生まれたのです。
4Gamer：
対象プレイヤー層は，どのあたりを想定していますか？
Hong Seokgeun氏：
低年齢層でも楽しく遊べるようなゲーム作りを心がけています。コアなシューターからすれば，やや物足りない難度かもしれませんが，多くの人を取り込むために，操作的なハードルは低めに設定しているのが特徴です。
シンプルなゲーム性と，可愛いグラフィックスを兼ね備えているので，普段シューティングゲームを遊ばない女性にもぜひプレイしてもらい，新たな娯楽として認識してもらえると嬉しいですね。
4Gamer：
確かに可愛らしいグラフィックスで，低年齢層や女性に対するアピールがありますね。Hong氏を始めとする開発チームのスタッフは，日本のロボットアニメを見たことはありますか？
Hong Seokgeun氏：
はい，たいていのスタッフは日本のアニメのファンです。私自身，「ゲッターロボ」の大ファンで，本作の合体システム（プレイヤー操る機体を，最大3体まで合体させることが可能）も，そこからヒントを得ました。また，本作では5対5の対戦が楽しめるのですが，5という数字は「ガッチャマン」を参考にしました（笑）。
マシンのデザインに関しては，○や△や□といったシンプルな形と，赤，青，緑などのヴィヴィッドなカラーリングを基本として，明るく優しいイメージを心がけています。
4Gamer：
低年齢層や女性を意識することは，とてもデリケートで難しい作業ですからね。
Hong Seokgeun氏：
ええ，そのとおりです。操作性やデザイン面だけでなく，合体のバリエーション，インタフェース，ゲームシステムなどなど，あらゆる部分に気を配って，快適なゲームプレイを提供しようと日々努力しています。
4Gamer：
現在のところ，開発の進捗状況はどのようになっていますか？
Hong Seokgeun氏：
現在はクローズドβテスト中で，来週（11月11日現在）中にオープンβテストを行います。正式サービスに関しては未定ですが，来年の後半までには漕ぎ着けたいと考えています。
4Gamer：
おお，着々と進んでいるようですね。オープンβテストでは，どのようなアップデートが行われるんでしょうか？
Hong Seokgeun氏：
オープンβテスト開始時に，6種のジオラマ（マップ）を実装し，機体も3種類追加します。今までの3種のマシンがゲッターロボなら，次に実装されるのは「真・ゲッターロボ」といったところでしょうか（笑）。また，消費アイテムに関してもいくつか追加する予定です。
4Gamer：
オープンβテストの段階でも，かなりの完成度が期待できそうですね。来年中には日本展開に関する話も具体化しそうだし，期待しています。
それでは最後に，日本のゲーマーに対してコメントをお願いします。
Hong Seokgeun氏：
Toy Strikerは，誰でも気軽に楽しめるタイプのシューティングゲームです。合体システムや，対人戦/チャレンジモードなど，シューティングゲームとしてはユニークな仕様やモードも盛り込んでいますので，腕に自信のあるシューターにもきっと楽しんでもらえると思いますので，ぜひ期待していてください。
4Gamer：
4Gamerとしても期待させていただきます。本日はありがとうございました。
さまざまなカジュアルゲームコンテンツが用意されているPlay NCだが，その中でもToy Strikerは，シューティングゲームでありながら低年齢層や女性に対するアピール度が高めで，かなり野心的な存在のように思える。多くのカジュアルゲームが出展され，大作ばかりがゲームではない，ゲームは楽しくなければならない，という気運が高まってきている昨今だけに，本作の日本展開にも大いに期待が高まる。（大路政志）
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