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最新チェスゲームにPhysXテクノロジーの採用が決定
2005/10/21 12:58
 AGEIA Technologiesは,同社が開発した物理演算シミュレーション技術「PhysX」が,ChessBaseから2005年10月に発売される最新チェスゲーム「FRITZ 9:The Ultimate Chess Game」に採用されていると発表した。

 FRITZ 9:The Ultimate Chess Gameは,17世紀にヨーロッパで発明された,チェスを指す半自動の人形をフィーチャーした3Dチェスゲーム。PhysXは,チェス盤上の駒が倒れるときの駒の動きなどに利用されるという。ChessBaseでは,今後開発されるほかのチェスゲームでも,PhysXをサポートしていく考えのようだ。
 ちなみに,「チェスを指す半自動人形」には,実際にはそれが置かれているテーブルの下に,人が隠れていて操作していたようだ。あのナポレオンや,ベンジャミン・フランクリン,エドガー・アラン・ポーなどといった著名人が,この人形と対戦している。

 マルチプレイもサポートされており,1画面を9分割してチェスボードを表示させ,チームによるオンライン対戦が可能になっている点はユニークといえるだろう。53.44ドルで2005年10月中の発売予定となっており,ゲームの公式サイトも公開されている。(朝倉哲也)


FRITZ 9 - The Ultimate Chess Game
■開発元:ChessBase
■発売元:ChessBase
■発売日:2005/10月中
■価格:53.44ドル
→公式サイトは「こちら」

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http://www.4gamer.net/news/history/2005.10/20051021125848detail.html