「Master of Epic」ファンイベント”MoE Festival 2005”レポート
「MoE」開発ディレクター,持田英昭氏
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9月19日,東京・秋葉原のインターネットカフェ"トッププレイヤー秋葉原店"で,「Master of Epic:The ResonanceAge Universe」のファンイベント,"MoE Festival 2005"(MoE祭り)が開催された。 MoE祭りは,同作では初となるオフラインのファンイベント。会場には30人前後のファンが詰めかけ,大いに賑わった。
イベントは,MoEの開発ディレクターである持田英昭氏の挨拶でスタート。氏の愛称である"モッチー"がファンから連呼され,会場内は和やかなムードに包まれた。TGS2005で大忙しだった持田氏も,きっと元気をもらったに違いない。
イベントは14時から17時まで開催され,クイズ大会"MoEクイズ王"や,ゲーム内通貨を用いた宝くじゲーム"GOLD LOTTERY"が実施された。 MoEクイズ王では,参加者達が3名ずつのパーティを組み,ギルドクエストのランクアップクイズなど,同作にちなんだ全30問の○×クイズ大会が行われた。問題には4段階の難度が設定されていたのだが,熱心なファン達にとっては常識といえる出題が多くあったようで,司会者が「もっと難しい問題を用意してくればよかった」と苦笑する場面もあった(同日,同じビー・ビー・サーブに関係する「ダーク・エイジ・オブ・キャメロット」のイベントでも,クイズ大会で同様の問題に直面していたというのが興味深い。その模様は「こちら」)。 最終的には,女性二人+男性一人のパーティが,全問正解という快挙で勝利。同作の原画を手がける渡辺とおる氏のサイン入り単行本などが授与された。
賞品としては,Tシャツやマウスパッド,サイン入り単行本や,ゲーム内アイテム"ながぐつ"などが用意された
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MoEのイメージソング「Movin'」でお馴染みのモデルユニット,405(よんまるご)も登場
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クイズ大会が終わり,しばしの休憩タイムのあと,オンラインゲームイベント"GOLD LOTTERY"が行われた。これは,参加者全員が新規キャラクターを作り,どんな手段を用いてもいいからGold(ゲーム内通貨)を稼いで,あらかじめ設定されている正解金額に一番近いパーティが勝利となる競技だ。 マシントラブルによって若干開始時間が遅れ,すべてのパーティが同時に競技開始できないなどの問題も発生したが,そこは熱心なファン達のこと。ひとたび競技が始まると,釣りやモンスターハント,クエストなどなど,さまざまな手段を駆使してお金稼ぎに集中していた。 途中,パーティで稼いだ合計金額が正解金額に近いパーティのみが優勝とされていたが,最終的には"最高合計金額" "最大スキル値"なども審査の対象となり,予定よりも多くの人に賞品が行き渡ることになった。突然のルール変更は混乱のもとではあるが,こういった変更ならば,参加者も納得といったところだろう。
なお,イベントの終盤には,以前「こちら」で紹介したモデルユニット"405"(よんまるご)の四人が登場。会場の都合で残念ながら歌うわけにはいかなかったようだが,彼女達のデビュー曲「Movin'」のプロモーションムービーが上映された。また,405のメンバーによる,各競技優勝チームへの賞品授与や,プレゼントがもらえるジャンケン大会なども行われ,約3時間にわたるファンイベントは終了した。
今回のMoE祭りは,同作としては初となるオフラインイベントということだったが,参加者からも「こんなに人が来るとは思わなかった」という声が出ていたほど。女性の割合が高かった(4割程度)ことも印象的だった。マシントラブルや進行の不備による遅延はあったが,初のイベントとしては,十分合格点の出せる内容だったのではないだろうか。主催者側には,今回の結果をしっかりと受け止め,分析し,次なるファンイベントに役立ててもらいたいところだ。(大路政志)
持田氏も積極的にイベント参加。ユーザーと開発者との適度な距離感覚は,こういったイベントでは非常に大切な要素といえるだろう
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