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[TGS2005#01]Xboxブースで「Call of Duty 2」がプレイアブル!
2005/09/16 23:31
 東京ゲームショウ2005の目玉といえる,マイクロソフトのXbox 360ブースの中で,わずか2台だけという貴重な展示作品があった。そう,Activisionの第二次世界大戦FPS「Call of Duty 2」(以下,CoD2)だ。先日発表(関連記事は「こちら」)があったとおり,プレイアブルでの出展である。

 展示されていたのはXbox 360用の英語版で,東京ゲームショウ仕様のデモバージョン。北アフリカ戦線のエジプトを舞台とした,おそらくは序盤と思われるステージを15分間プレイできる。砂漠を戦車部隊が移動する冒頭シーンから,早速心躍らされる。
 CoDファンが,動いている「2」の画面を見て最初に感動するのが格段に美しくなったグラフィックスだとすれば,その次は,初代CoDを忠実に継承したゲーム構成だろう。CoD独特の挙動,激しさ,怒濤のスピード感がそのまま再来した感じで,むしろ懐かしさがこみあげてくる。まったく新しく生まれ変わったというよりは,まさに「あのCoDが飛躍的に美しくなって帰ってきた!」といった具合である。
 ゲームシステムでは,「体力ゲージがない」というのがCoD2の大きな特徴の一つだ。ダメージを受け続けると,"傷ついたので隠れろ"といった表示が画面に出る。ここで一旦隠れることでダメージは徐々に回復するのだが,隠れずにダメージを受け続けると,死んでミッション失敗となる。回復用のアイテムなどはなくなったようで,このあたりがゲーム性にどう変化を与えているのか楽しみである。
 展示用デモステージの大きな見どころは,ステージの中盤あたりに待ち受けている,海岸に設置されたドイツ海軍の大砲を,どっかんどっかん爆撃するシーン。前作の拡張パック「ユナイテッド オフェンシブ」でも噴煙のグラフィックス強化が行われていたが,2ではさらに噴煙の迫力が増している。




アクティビジョン ジャパン 大柳氏
 東京近郊に住む人ならば,まだ遅くない。東京ゲームショウの一般公開日は,明日17日および18日である。上記のようなすぐに確認できる新要素を,まずは早速TGS会場で体験してきてもらいたい。数多くのXbox 360用展示タイトルの中で,CoD2はちょっと目立たない位置に隠れてしまっているが,がんばって探し出す価値は大いにある内容だ。
 ちなみに,アクティビジョン ジャパンの大柳氏の話によると,CoD2のローカライズは(字幕だけではなく)音声まで日本語化するかどうか,マスターアップ後に検討するとのこと。最終的には,よりゲームの雰囲気に適した手段が採用されるらしい。つまり日本語版の発売は確実ということで,これは何より嬉しい情報だろう。(Kawamura)


コール オブ デューティー 2 日本語版
■開発元:Infinity Ward
■発売元:ラッセル
■発売日:2006/03/24
■価格:オープンプライス
→公式サイトは「こちら」

【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/news/history/2005.09/20050916233100detail.html