システムソフト・アルファーのリアルタイム潜水艦シム「沈黙の艦隊2」が，2005年10月14日に発売されることが決定した。価格は税込みで1万290円となる。
沈黙の艦隊2は，原子力潜水艦をキーに現代の政治，軍事，経済などを描くかわぐちかいじ氏の漫画，「沈黙の艦隊」をモチーフにしたゲームの第2弾。以前「こちら」の記事で紹介したとおり，原作の第97話「攻撃命令」から，原潜「やまと」がニューヨークに到着するまでの，ストーリーのヤマ場を扱い，原作を知らない人のために第1〜第96話のあらすじも用意される。
潜水艦シムとして，海中で繰り広げられる立体的な戦闘を3Dモデルで再現し，操舵画面で計器を見ながらプレイヤー自ら舵をとるほか，速度/方位/深度を数値で指定して操作する「操艦委任システム」も備えている。また，氷の回廊を突破する，アクティブソナーの探信音（ピン）を攻撃手段として使うといった，原作のギミックをも再現している。
原作に登場する艦船60隻以上が登場し，対潜ヘリなどもすべて3Dで再現される。さらに原作の人気キャラクター深町艦長率いるディーゼル潜水艦，「たつなみ」が使えるというのも，ファンにとって重要なポイントだろう。
ストーリー解説場面では，政治的な駆け引きに関するシーンも詳しく再現され，原作に沿ったストーリーが十二分に堪能できるとのこと。そして，プレイモードとしてはキャンペーン以外に，シナリオ単体で遊べるシナリオモードが用意され，キャンペーンでシナリオをクリアするたびに，クリアしたシナリオを単体でプレイできるようになる。
なおシステムソフト・アルファーでは，本作の初年度売り上げ目標を2万本としているとのことだ。（Guevarista）
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