JapanScenery.comは，マイクロソフト フライト シミュレータ 2002/2004で動作する，関西地域全域の地形情報を収録したシーナリーパッケージ「JAPAN SCENERY Vol.2関西フォトシーナリー For Microsoft Flight Simulator 2002,2004」を発売する。
収録範囲は大阪，神戸，姫路といった大阪湾一帯から，淡路島，京都，大津，彦根といった琵琶湖沿岸，若狭湾，兵庫北部の日本海側，和歌山，伊勢，松阪といった紀伊半島全体までをカバーする。前作の東京フォトシーナリーに比べ3倍の広さで，関西圏全体が収録されている。
収録範囲のイメージ図
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東京フォトシーナリーは平野部を基本としていたが，今回は山間部も多く，地形精度は4.8m/ピクセル，32m単位の標高メッシュデータにより，詳細でダイナミックな景観が楽しめる。また広範囲でありながら，標高メッシュとフォトシーナリーが完全に対応するという新技術を開発している。このVol.2は，Vol.1の発売から1年半という長い期間をかけて開発されている。従来困難だった広範囲で高精度のシーナリーを測量的な技法で解決することにより，今後シーナリーの日本全土への展開もめどが立ったようだ。
確かにGoogle マップなどを見ても，マップ情報の地形とサテライト画像は案外精度が悪く，切り替えてみると結構食い違っているものだが，高精度で両者を組み合わせることが可能になると，まさに実際の地形でフライトシムを楽しむことが可能になる。
データファイル数は10万個を超えるため，Windows 9xへの対応は見送られ，Windows 2000/XPのみへの対応となる。価格は1万3000円（税込）で，7月末の発売予定だ。（aueki）
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