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[E3 2005#140]映画「スターゲイト」とも関わりのある「Stargate SG-1:The Alliance」
2005/05/23 19:07
設置されたスターゲイトのレプリカの前では,訪れた人が次々に記念撮影をしていた
 「Stargate SG-1:The Alliance」は,アメリカで放送中の人気SFドラマ「Stargate SG-1」をゲーム化した作品だ。このドラマは,1994年に公開された映画「スターゲイト」で描かれた出来事の一年後から始まる物語として,1997年に放送開始したもので,現在アメリカでは第8シーズンが放送されている。
 アメリカでも,SF系ドラマの8シーズンめが制作されるというのは異例なことで,例えば「バビロン5」は5シーズンで終了しているし,「新スタートレック」やそのほかのスタートレック系スピンオフシリーズでも,最大で7シーズンしか続いていない 本作は,ステージをクリアしていくチームベースのアクションシューティングとなっている。パズルとスニークの要素も含まれているとのことだが,アクション+パズル+スニークという組み合わせは,ここのところ"原作付きのタイトル"などライトユーザーに向けた作品ではよく見られるものだ。本作もそのような,手軽に遊べるタイトルの一つに位置付けられそうだ。

 ゲームで語られるストーリーは,ドラマ版の第7シーズンを引き継いだものとなる。シリーズを通しての敵役であるゴアウルドという寄生生命体の「アポフィス」という人物(?)が,"究極の戦士"を作り出すことに成功,スターゲイトを使ってそれを宇宙中に派遣しようともくろむ。俳優のリチャード・ディーン・アンダーソン(「冒険野郎マクガイバー」のマクガイバー役が有名)演じるジャック・オニール大佐が率いるSG-1チームは,それを阻止するために行動を開始する……というのが大まかな流れのようだ。

 基本的に,プレイヤーの操るチームのメンバーは4人。ドラマの主人公達であるスターゲイトの調査チーム"SG-1"の構成員がメインとなるが,ステージによっては違うメンバーが参加することもあるという。プレイヤー自身が操作するのはメンバーの一人だけで,それ以外のメンバーはAIが操作する。各メンバーには独特の個性が設定されており,それらの特技をうまく生かさないと先に進めないような場所もあるようだ。
 これらの仕組みは,「スター・ウォーズ リパブリック コマンド」に似ているなと思っていたら,こちらから聞くまでもなく,JoWooD ProductionsのPatrick Weilch氏は,「リパブリック・コマンドのような感じだよ」と説明してくれた。
 武器には,地球産の見覚えのある形のライフルなどがある一方,異星人の技術によって作られた一風変わったものも登場する。ほかの作品にはない,びっくりするような武器も登場するかもしれない。。この人気を受けて,今回JoWooDがゲーム化を決めたのだと思われる。



JoWooD ProductionsのPatrick Weilch氏
 ゲームエンジンとしては,アンリアルエンジン 2.5をさらに改良したものが使われているそうだ。
 マルチプレイにも対応する予定で,チームの構成員をそれぞれのプレイヤーが操作して協力プレイでストーリーを進めていくCo-opモードのほか,デスマッチやCTFなどクラシックなモードも用意されるという。英語版の発売予定は2005年中。人気の高いシリーズ作品を原作に持つゲームであるだけに,ファンにとってはとても魅力的な作品に仕上がるものと思われる。(ライター:星原昭典)


Stargate SG-1: The Alliance
■開発元:Perception PTY
■発売元:JoWooD Productions
■発売日:N/A
■価格:N/A
→公式サイトは「こちら」

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http://www.4gamer.net/news/history/2005.05/20050523190739detail.html