フェイス,Gravityと提携 「ローズオンライン」を国内サービス
本日(3月2日)フェイスは,「ラグナロクオンライン」の開発元として知られる韓国グラヴィティ社と提携し,MMORPG「ローズオンライン:Rush On Seven Episodes」の日本国内サービスを行うと発表した。
ローズオンライン(原題 R.O.S.E. Online)は,おとぎ話とファンタジーを融合した,柔らかなグラフィックスとスチームパンクのような世界観を特徴とするMMORPG。プレイヤーは七つの星に隠された物語に触れながら,惑星の最高権力者を目指す。詳しくは「こちら」の紹介ページを参照してほしい。
ローズオンラインといえば,日本では2004年9月24日,東京ゲームショウ2004のグラヴィティブースで,いきなり同日のオープンβテスト開始を告知するという(関連記事は「こちら」),一風変わったデビューを飾った作品として記憶に残っている人も多いはず。また当時,グラヴィティ社と独占包括永続提携を交わしているガンホー・オンライン・エンターテイメントではなく,グラヴィティ社の日本法人がβサービスを直接運営するということも話題となった。 東京ゲームショウ2004でのカウントダウンと共に開始されたオープンβテストは現在も継続中であり,2005年2月25日には日本国内へのゲームサーバー移転も完了。本家韓国では1月から正式サービスが始まっており,日本でも正式サービスに関するアナウンスが今か今かと待たれていたところだ。
今回サービス元として名乗りを上げたフェイスは,オンラインゲームや音楽配信などのコンテンツ決済事業を手がける企業である。やはり"グラヴィティ社のゲーム"と聞くと「ラグナロクオンライン」の国内サービス元ガンホー・オンライン・エンターテイメントが一番に思い浮かぶが,今回なぜグラヴィティ社が,日本のオンラインゲームパブリッシャとしては新興といえるフェイスと提携するに至ったのかについては謎が残る。これは今後の取材で明らかにしていくつもりなので,続報を待っていてほしい。(Gueed)
「ローズオンライン」 →公式サイトは「こちら」 →紹介ページは「こちら」
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