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エンジェリック・ヴェール最新作「エフェメール島綺譚」の概要
以前当サイトの「こちら」でおおまかな情報をお届けして以来，しばらく話題が途絶えていたファンタジーストラテジーの「エンジェリック・ヴェール新伝 エフェメール島綺譚」だが，発売日や価格，ゲーム内容に関する情報と，新キャラクターをはじめとするグラフィックスが入手できたのでお伝えしよう。
"エンジェリック・ヴェールシリーズ"は，立ち絵やボイス，ローポリゴンキャラクターによる可愛らしい演出を用いつつも，実はかなり高度な戦術要素を備えたファンタジーストラテジータイトルだ。
ベルーナ王国を襲った突然の戦争と内乱を舞台とする第1作「エンジェリック・ヴェール」，その後日譚で，ダンジョンに棲み着いた正体不明の敵を退治しに向かう「エンジェリック・ヴェール・プログレス 〜ウェスペールの迷宮〜」，これらに続く3作めとなる本作は，ベルーナ王国内の美しい島「エフェメール島」を舞台に，新たなストーリーが展開する。
第1作で描かれた戦乱をからくも乗り切ったベルーナ王国だが財政は火の車，そこで国が保有する静養地エフェメール島を売却すべく，エリーゼ王女をはじめおなじみの一行が，休暇を兼ねた視察で島を訪れるところから物語が始まる。
ところが島には最近怪物が出るようになり，売却は難しいかもしれないという話を住人から聞いた矢先に，エリーゼ王女が謎の女エスパーダに誘拐されてしまう。行方不明の王女を捜し，犯人の正体や意図を明らかにするのが今作のプレイ目標となる。
第2作"ウェスペールの迷宮"のときと同様，本作でも新キャラクターが登場する。前述のエスパーダはその一人で，彼女はエフェメール島に隠された秘宝を狙う冒険者である。そのほかにヴァッサーラント公国の海軍士官アロンドラ，敵対するものをすべて破壊しようとする半機半人の少女エトワール，過去の記憶を失っている半機半人の少女ソレイユと，合計4人が登場し，キャラクターボイスは松岡由貴さん，小林沙苗さん，田村ゆかりさんらが演じるようだ。
上段左：新キャラクターのエスパーダ。エフェメール島に隠された秘宝を狙う冒険者
上段右：新キャラクターのアロンドラ。ヴァッサーラント公国の海軍士官
下段左：新キャラクターのエトワール。敵対するものをすべて破壊しようとする半機半人の少女
下段右：新キャラクターのソレイユ。過去の記憶を失っている半機半人の少女
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アップテンポな曲調に仕上がったというオープニングテーマ曲は，ゲームミュージックを広く手がけるKIRIKOさんがボーカルを担当する。「こちら」にあるクロムシックスのサイトで近日中に視聴可能になるとのことなので，これも楽しみである。
発売予定は2005年3月10日，価格は通常版が7140円，限定版が9240円（ともに税込）となる。動作環境に関しては下にまとめたので，適宜参照してほしい。初回出荷分のみの限定版には，ゲストデザイナーの手に成るオリジナルタロットカードが付属する。本シリーズのファンならぜひチェックしておこう。（Guevarista）
「エンジェリック・ヴェール新伝 エフェメール島綺譚」
発売予定：2005年3月10日
価格：通常版 7140円，限定版 9240円（ともに税込）
動作環境：Windows 98/Me/2000/XP，PentiumIII/500MHz以上，メモリ 192MB以上，ビデオメモリ 32MB以上，HDD空き容量 1GB以上，DirectX 8.1と互換性あるサウンドカード，DirectX 8.1以降
→公式サイトは「こちら」
→紹介ページは「こちら」
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