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スクエニ,「FF XI」2月のバージョンアップに関する画面写真を公開
2005/02/10 20:34
 スクウェア・エニックスは,MMORPG「ファイナルファンタジーXI」で2月下旬に実施するバージョンアップに関する画面写真を公開した。

 このバージョンアップでは,2004年9月にリリースされた拡張ディスク「プロマシアの呪縛」で追加されたエリア,ミッションに関するものがメインとなるようで,"プロマシアミッション"で名称だけ出ていた未実装エリア「アル・タユ」(Al'Taieu)がついに導入される。
 同社の同作における情報公開パターンは,実装時期よりも何か月も前からプレイオンライン上にある「開発部だより」などで,少しずつ出していくというものだった。ところがこの「開発部だより」は,2004年12月以降の更新はなく,バージョンアップ情報は今回のようにTopicsで発表されている。どちらのほうがプレイヤーに対して情報の浸透率が高いかという論議はここではおいておくとして,同作の情報公開における方針が変化しつつあるのかもしれない。
 なお今回のバージョンアップは,エリア追加という比較的大規模なものにも関わらず,情報の公開時期が実装時期に近い。プロマシアミッションは同じ進行具合のプレイヤーがいなければ進めにくい難度となっていたので,そのあたりのバランス調整に時間をかけているためとみることもできる。

 さて,公開された情報といっても,画面写真が16点あるのみで文字情報は皆無なため,"1プレイヤー"としての推測が含まれた(というか,ほぼすべて)紹介となっていることをあらかじめお断りしておく。

■100年前に一度開いたという"失われた神都"がついに実装

 今回公開されたスクリーンショットを見る限りでは,"失われた神都"アル・タユからはトゥー・リアが連想されるため,ゲーム内の位置付けも似ている可能性が高い。水面には不思議な矩形状の物体が浮遊していたり,滑らかな曲線で構築された建築物があったりと,アル・タユもまた人工物と自然の融合が図られた幻想的な空間となっている。
 マップの詳細は分からないが,天に向かってそびえる巨大な塔がキーとなっているようだ。トゥー・リアと同様に中央に巨大建築物が配置され,その周囲が細かく区分けされており,それらを結んでいるのがグレーの通路と紫色のドアというのは,プレイヤーならば比較的予想しやすいだろう。立体構造をしていたトゥー・リアと異なり,アル・タユは湿地と通路によって平面的な構造をしているため,モンスターによって踏破を難しくしている可能性もある。

 アル・タユに出現するモンスターは,プロミヴォンのように今まで見たことのないものばかりで,生態系も大きく異なっているようだ。今回公開されたモンスターのスクリーンショットのうち,ヒューマノイド型のほうはかなり巨大モンスターとなっている模様(背景との比較)。複数体出現していることから,通常モンスターとして登場するのかもしれない。

失われた神都アル・タユがついに実装される。アル・タユは幻想的な雰囲気を持つエリアで,出現モンスターも独特なものとなるようだ


 また同時に公開された6枚の新装備スクリーンショットでは,一見して侍向け,魔道士向け,ナイト(?)向けなど,豊富な種類が追加されることが予測できる。いくつかは既存アイテムの色違いや他パーツ追加が含まれているようだが,なんにせよ新しいアイテムが追加されるのは,プレイヤーにとって嬉しい要素となるだろう。

 具体的なアップデート時期は今のところ未発表だが,実装が2月下旬という発表から逆算すると,そろそろ確定情報が出てきてもおかしくない。新しいミッションが追加される可能性もあるので,今のうちからプロマシアミッションを進めておくといいだろう。(Seal)

「ファイナルファンタジーXI」
 →公式サイトは「こちら」
 →紹介ページは「こちら」
 →「ジラートの幻影」の紹介ページは「こちら」
 →「プロマシアの呪縛」の紹介ページは「こちら」

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新装備は,バージョンアップで気になる要素の一つ。プレイヤーならばぜひとも入手してみたいと思うところだが,レア度や作成費用がどのくらいとなるのかは不明だ

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http://www.4gamer.net/news/history/2005.02/20050210203409detail.html