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［韓国ゲーム事情＃304］韓国Gravity社，米NASDAQに上場
Kimの韓国最新PCゲーム事情＃304
韓国Gravity社，米NASDAQに上場（2005/2/10）
Text by Kim Dong Wook特派員
「Ragnarok Online」（邦題 ラグナロクオンライン）の開発元として有名なGravity社は（太陰暦での正月休み真っ最中の）2月9日，約1億800万ドルのADR（American Depositary Receipt/米国預託証書）発行契約を締結したと電撃的に発表した。売り出し価格は，1ADR当たり13.5ドル。
同社はCredit Suisse First Boston社と大宇証券を主幹証券会社として，ADR発行の準備を進めてきたという。
ADRは，2月11日の株式納入を経て，2月12日（アメリカではなく，韓国時間）に発行される。これでGravity社は，韓国のゲームメーカーとしては初めて，国内で上場せずに，いきなりアメリカNASDAQに上場することになる。なおADRの預託機関は，The Bank of New York。
売買されるのは，新株発行560万（ADS：American Depositary Share/米国預託株式）株と，既存の株主達が保有していた旧株売却の240万（ADS）株とのこと。
今回の上場で，Gravityは1億800万ドルの資金を確保する。これは，2003年末に，「ミュー 〜奇蹟の大地〜」の開発元であるWebzen社がNASDAQ上場で確保した9720万ドルを1000万ドル以上も超える金額だ。なお当時のWebzen社は，1ADSあたり11.17ドルで，計870万ADSを発行した。
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