ライブドア,G-cluster技術を利用したゲーム配信サービスを開始
ライブドアは,同社が運営中のゲームポータルサイト「livedoor Games」で,ビデオストリーミングとゲームを組み合わせた,「G-cluster」技術によるゲームの有料配信サービスを開始した。
G-clusterは,PC,もしくはSTB(セットトップボックス)といった専用機器を端末として,入力情報を生成しサーバー側へ送信。サーバーで処理を実行後,再度ビデオストリームとして端末に結果を返すという技術だ。これをゲームに応用することで,ダウンロード,インストール,実行という従来のPCゲームのプレイ手順を踏むことなく,思い立ったときにすぐに遊べるという新たなプレイスタイルを提案している。また,サーバー側でセーブデータなどの情報を一元管理できるというのも,この技術の大きな特徴だ。
livedoor Gamesのトップページには,「ゲームオンデマンド」として本技術を利用したゲームの解説が行われている。ゲームをプレイするには,同サイトでlivedoor IDを取得後,ゲームオンデマンド用の専用ビューアをダウンロードしてセットアップすればいい。その後,livedoorウォレットを通じてゲームポイントを購入,最終的にゲームポイントを使用してライセンスを購入すればOKだ。
現在同サイトには,「ぷよぷよ」「Ever 17」「パワードール6」といったプレイ制限付きの無料タイトルが用意され,ほかのみ「ゴールデンアックス」や「獣王記」といった懐かしい(かつ今やってもそこそこ遊べる)タイトルが,セガゲーム本舗から提供されている。 G-clusterの開発元クラビットによれば,将来的に一般の回線速度が増せば,描画処理のヘビーな3Dゲームなども遊べるようになるとのこと。もちろん今回のように,要求スペックの低い名作が,パッケージなしでどんどん遊べるようになるのは,ゲーマーにとっては嬉しい限りだ。(Gueed)
→livedoor Gamesは「こちら」
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