「エバークエストII」特集記事第七回「ギルドシステム」を掲載
「エバークエストII」特集第七回は,プレイヤーコミュニティに必須といえる,ギルドシステムを紹介しよう。同作のギルドシステムは,ギルドレベルやギルドクエストなどメンバーのみの特典が用意されているのが特徴だ。なにせギルドには,同じ志を持つプレイヤーが集まってギルドを結成することによって,グループを組んでレベルを上げやすくなるほか,複数グループでの行動がしやすくなるメリットもある。EQ IIにおいてもそれは変わらないが,そのほかの特徴も見逃せないものになっているのだ。本作においてギルドを結成しようと考えている人は,ぜひチェックしておこう。
ギルドの結成には,6人のメンバーと登録料金が必要だ。ケイノス,フリーポートそれぞれにギルド登録NPCがいるので,話しかけてギルド名を入力すればよい(この作業を行ったプレイヤーがギルドリーダーとなる)。ギルドへのメンバー勧誘や,メンバーからオフィサー,ギルドリーダーなどへの設定は,コマンド入力とキャラクターを右クリックしたときのサブメニュー,ギルド管理ウィンドウなど多くの方法で行えるので分かりやすい。
■ギルドレベル上昇のメリット
ギルドレベルは,ケイノス,フリーポートのそれぞれの所属する街への貢献度という意味合いが強く,ギルドレベルを上げることによって特別なクエストが発生したり,City Merchantと呼ばれる商人から特別なアイテムを購入できるようになる。 ギルドレベルを上昇させる方法は,パトロンの設定となっているギルドメンバーが"City Task"クエストや"Heritage"クエスト(Ghoulbane,Journeyman Boots,Shiny Brass Halberd,Bag of Sewn Evil Eyeなど前作で登場した有名なアイテムを得るクエストで,高難度かつ長時間に渡るのものが多い)をクリアする2通りが用意されている。 City Taskクエストは,基本的にモンスターを倒してくるという殲滅系が多いが,ギルドレベルが十分に上昇していると,7人以上が必要となる"ギルドレイド"と呼ばれるクエストが発生することがある。このギルドレイドは専用のインスタンスゾーンで行うこともあり,メンバー同士の信頼度向上につながるうえ,グループ×2といった複数グループが必要なモンスター討伐の練習にはうってつけだ。
ギルド結成は初期費用が必要となるが,それほど高額ではない。また初公開となる,チャットウィンドウやクエストジャーナルなどの日本語版UI(アーティザンは以前公開された)は,違和感なくすっきりと収まっているのに驚かされる
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■ステータスポイント
各キャラクターには,"ステータスポイント"と呼ばれる数値が用意されている。ステータスポイントは,家のレンタルや特別なアイテムの購入に必要となるもので,これを得るには"City Writs"と呼ばれる特別なクエストや"Heritage"クエストをクリアすればよい。 ステータスポイントで購入できる特別なアイテムには,家具や馬以外の乗り物があり,すべてのプレイヤーが恩恵を受けられるようになっているのが魅力的だ。長くプレイするモチベーションの一要素といえるシステムなので,序盤からこつこつと溜めておくのがいいだろう。ちなみに,ギルドに加入しているか否かは直接関係ないが,ギルドレベル上昇にも大きく影響するので,ギルドに加入しておいたほうがメリットが大きい。
本作のギルドシステムは,単一なメリットをプレイヤーに与えるのではなく,相互に関連した要素を用意することによって,ほとんどのプレイヤーに影響するようになっている。基本的なゲームバランスも,複数プレイヤーが集まっていたほうがメリットを受けやすくなっているので,単なるおしゃべりの場/グループ集めの場ではなく,ギルドの持つ意味が非常に大きいといえるだろう。(Seal)
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購入と維持に大量のステータスポイントが必要な,3階建てのハウス
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