[韓国ゲーム事情#281]「RAGNAROK Online,アメリカでコミックを利用したマーケティングを展開」
Kimの韓国最新PCゲーム事情#281
RAGNAROK Online,アメリカでコミックを利用したマーケティングを展開(2004/12/17)
Text by Kim Dong Wook特派員
韓国Gravity社は,北米で「RAGNAROK Online」(邦題:ラグナロクオンライン)のコミックを利用した独特のゲームマーケティングを展開すると明らかにした。
同社は,12月9日(現地時間)からエンタテインメントパブリッシャの"Tokyo Pop"と共同で,大型書店の"Barnes & Nobles"においてマーケティングを展開している。このマーケティングは,本作の北米圏での事業を担当している"Gravity Interactive LLC"と"Tokyo Pop"が共同企画したもので,クリスマス前に販売されるRAGNAROKのコミックに"RAGNAROK Online"のクライアントCD-ROMと15日無料チケットが同梱されるという内容。
Barnes & Noblesは,アメリカ全土に600以上のチェーン店を展開しているため,このマーケティングによって,コミックマニア層に"RAGNAROK Online"がもっと深く浸透する可能性は高いだろう。
"Tokyo Pop"のRob Tokar編集長は,今回のプロモーションに関して「コミックのマニア層に対して,面白くて楽しい体験ができるようなさまざまなマーケティング戦略を構想して来たが,コミックを原作にしているMMORPGを直接体験してもらうのが一番効果的と判断した。」とコメントした。
一方,Gravity社は,アメリカのゲームWEBマガジンであるMMORPG.COMとMPOGD.COMにおいて,新規ユーザーを対象にした30日無料チケットを配布するなど,多方面からのブーム作りを進めている。なお,RAGNAROK Onlineは,2003年6月の北米での商用化以後,70万人の登録会員数を誇っている。
「ラグナロクオンライン」 →公式サイトは「こちら」 →紹介ページは「こちら」
|
|
|