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「DAoC」日本語版オープンβテスト開始
2004/12/16 18:48
 Mythic Entertainmentが運営する「ダーク・エイジ・オブ・キャメロット」は,アルビオン,ヒベルニア,ミッドガルドの三国の戦いをテーマにしたMMORPG。本体が欧米でリリースされたのが2001年10月のことで,以後拡張パックとして2002年には「Shrouded Isles」,2003年には「Trials of Atlantis」,2004年には「Catacombs」がリリースされてきたほか,「Foundation」や「NewFrontiers」といった無料の拡張パックなども配布されてきた。日本語版は,「Catacombs」以外の拡張パックを含むもので,本日(2004年12月16日)からオープンβテストがスタートし,コアなMMORPGファンを中心に話題となっているようだ。

 オープンβテストへの参加方法は,公式サイトの「こちら」で,氏名(ローマ字),郵便番号,メールアドレス,本作を知った媒体名を入力するだけ。長々としたフォームではなく,それほど手間なく登録できるのは非常に嬉しい。登録が終了するとIDとパスワードが記述されたメールが送信されてくるが,これがかなり時間がかかる(数時間などザラ)ようなので,あらかじめ1.5GBのクライアントを「こちら」からダウンロードしておくといいだろう。ひょっとして登録メールは即時配信ではなく,一定時間ごとに送信されているのだろうか? クライアントはプレイヤー同士が協力すれば何とかならなくもないが,IDとパスワードなくしてゲームは始められないので,このあたりは今後の改善に期待したい。
 ちなみに,クローズドβテストで使用していたクライアント/ID/パスワードは利用可能なので,クローズドβテストに参加していた人は,そのままプレイできる。



 事前情報でオープンβテストは15時からと聞いていたのだが,実際は昼前からプレイ可能であったらしく,若干のフライングスタートとなった。筆者が夕方ごろにログインしたときには160人超のプレイヤーが遊んでいて,内訳はアルビオン42,ヒベルニア46,ミッドガルド44,不明(不可視)28となっていた。不可視のキャラがいるのでなんともいえないが,三か国ともほぼ横並びで,国家バランスという面では非常にいい感じだ。
 また,オープンβテスト開始にあたってクローズドβテストのキャラクターはワイプされたが,レベル50で獲得できる"/levelコマンド"(レベル20のキャラクターを作成可能)のフラグは残っていたようで,オープンβテスト開始と同時に,いきなりレベル20のキャラクターを作成してプレイしている人もいた。このあたりは一部でフェアではないとの意見があることから,現在Mythicへ問い合わせ中である

 プレイした雑感ではあるが,オープンβテストに移行して文字回りの修正は行われたが,まだまだ修正の余地はありそうだ。筆者的にはRougeが「ロウグ」と訳されていたり,Discipleがディサイプルではなく「弟子」と翻訳されているあたりは違和感を覚えた。……とはいってもまだオープンβテストだ。これからより多くのテスターが集まるわけで,そうしたテスターの協力によってDAoC日本語版の精度が高まることに期待したい。(Murayama)

「ダーク・エイジ・オブ・キャメロット」日本語版
 →公式サイトは「こちら」
 →オープンβテスト応募フォームは「こちら」
 →クライアントのダウンロードは「こちら」
 →紹介ページは「こちら」
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