ついに正式マルチプレイを無料公開! 「Half-Life2:Deathmatch」で遊ぼう
まだまだ興奮冷めやらぬ「ハーフライフ2」(以下,HL2)に,なんとマルチプレイモードといえる「Half-Life2:Deathmatch」が登場した。HL2購入者なら,誰でもSteamから無料で入手して遊べるので,さっそくダウンロードしてみよう。
もともとHL2のパッケージには,マルチプレイ機能として「カウンターストライク:ソース」が同梱されていた。だが「Half-Life2:Deathmatch」は,より本作のマルチプレイ機能と呼ぶにふさわしい作品。 現在のところ収録マップは"dm_lockdows"と"dm_overwatch"の二つで,ゲームモードは"デスマッチ"と"チームデスマッチ"が楽しめる。これがまた,ただのデスマッチなのにメチャメチャ面白いのだ。
左が"dm_lockdows"で,右が"dm_overwatch"
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キャラクターモデルやマップデザインなどもHL2のものだが,なんといってもHL2を象徴しているのが登場武器。とくに零点エネルギー銃こと"グラビティガン"による,物のぶつけ合いがHL2:Deathmatchの醍醐味だろう。ほかにも標準装備の9mm拳銃やサブマシンガンのほか,ショットガンやパルスライフル,クロスボウにRPGなどが登場する。 ドラム缶や便器などをぶつけ合う壮絶な殺し合いは,ほかのFPSではちょっとお目にかかれない。人数が多めのサーバーでは破綻に近いほどの大殺戮が繰り返されており,それはそれで楽しいが,ゲームとして楽しみたいなら人数少なめのサーバーがいいかもしれない。
さて,もう一つ同時リリースされたのが「Souce SDK」。念のために説明しておくと,SDK(Software Development Kit)とは開発ツールを始めとした,ソフトウェア開発キットのセット。FPSなどPCゲームにおけるSDKは,主にMOD制作のためのツールといえよう。 そしてValve Softwareでは,HL2:DeathmatchとSDKのリリースに合わせて,「Half-Life 2:Deathmatch Map Making Contest」を実施する(詳しくは「こちら」)。つまりデスマッチ用のマップをSDKで開発し,コンテストに応募しようというわけだ。最優秀者には賞金5000ドル,次点には賞金3000ドルが贈られるというので,マップを作る技術のある人は参加してみてはどうだろうか。
何はともあれ,まずはHL2:Deathmatchを体験してほしい。マップ上のあちこちで机やら何やらが飛び交うところからも分かるように,回線への負担は激しく,国内サーバーでなければまともなゲームにはならないだろう。(Kawamura)
→「ハーフライフ2」の公式サイトは,「こちら」 →「ハーフライフ2」の紹介ページは,「こちら」
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