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期待の国産新作MMORPG「ベルアイル」の情報をキャッチ
2004/12/01 17:01
 急遽,情報が飛び込んできた国産3D MMORPG「ベルアイル」。今回入手できた情報は非常に少なく,またスクリーンショットも2点だけだが,いろいろとイメージを膨らませてみると,新しいアイデアへのチャレンジが見え隠れしていて,なにか期待が持てそうなオーラを感じる。2004年の年末〜年始にかけては,正式サービス/βテストが開始されるMMORPGは比較的多いが,その中でベルアイルもプレイ候補の一つとして急浮上してきたといえるだろう。
 ベルアイルがMMORPGファンを引き付ける要素として大きめなのは,"3Dグラフィックスを採用した国産MMORPG"というところ。韓国産のライトなMMORPGは国内で10タイトル以上がリリースされてきているが,国産というとまだまだ少数(発表済みのタイトルでもリリースが数年後など)というのが現状。そのほかは,コアなユーザをターゲットとしたタイトルばかりで,その間を埋めるものは今までなかなか存在しなかった。

 今回入手した情報によると,開発は数年ほど前から行われており,そろそろβテスト実施段階まで進んでいる(年末〜年始あたりに開始?)らしい。これが「開発開始でリリースが2年後」というモノならばそれほど驚きはしないが,ほぼ形になっていてそろそろ我々ユーザが見られる状態になっているというのにまず驚かされる。ここに来て,やっと国産MMORPGタイトルも数が揃ってきて,伸び悩みが懸念されていた市場とMMORPGファンの拡大が期待できるのではないだろうか。

 さて,本題。気になるベルアイルのゲームシステムについても,少ない情報からの類推ばかりとなってしまうが,ご容赦を。
 まずキャラクターの成長は,"スキル制"とのこと。スキル数は不明だが,今までリリースされていたスキル制のMMORPGと同等だとしても結構な数が用意されていそうだ。スキル制MMORPGの利点というと,生産システムが実装しやすいということが挙げられるが,ベルアイルでも生産ができる可能性は高い。

 また,これも詳細は不明だが,キーワードとして"キャラクターが生まれ変わりをしていく"らしい。キャラクターが生まれ変わりをしていくというのはMMORPGでは珍しく,スクウェア・エニックスのディプスファンタジア(正確にはキャラクターは生まれ変わらないが,それに近いイメージ)くらいしかない。このシステムが,現在のMMORPGのように1人のキャラクターでプレイしていくというのではなく,子孫で代を重ねるというものであればMMORPGとして初めてとなるかもしれない。

 今回は第一報ということで,ほとんど情報が出せなかったが,より詳しい情報を入手次第お伝えしていく予定だ。スクリーンショットを2点入手できたので,どのようなゲームなのかをイメージしつつ,次回のNewsを待っていてほしい。(Seal)


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http://www.4gamer.net/news/history/2004.12/20041201170156detail.html