2004/11/19 21:05 |
AGP環境での普及価格帯ShaderModel 3.0対応ビデオカードとして,GeForce 6600 GTを使ったソリューションが公開されて,さっそく搭載ビデオカードの発表が相次いでいる。ここではいち早く情報の届いたリードテックとエルザジャパンの製品を紹介しておこう。
リードテックのWinFast A6600GT TDHはGeForce 6600 GTを搭載し,コアクロック500MHz,メモリクロック900MHzと標準的な設定になっている(リファレンスカードと同じ)。26.8dBの低騒音ファンを搭載しているほか,VGA-DVI変換コネクタ,HDTVに接続可能な変換ケーブル,独自のチューニングツールを備えている。
エルザジャパンのELSA GLADIAC 743も同様にGeForce 6600 GTを搭載。コアクロック/メモリクロックは公表されていないが,リファレンス設計と同じ500MHz,900MHzだと思われる。このカードはアトラスの「真・女神転生オンラインIMAGINE」推奨カードに認定されており,パッケージには真・女神転生オンラインIMAGINEのクライアントデータが同梱されるほか,同ゲームのジャックフロストをイメージキャラクターとしている。
どちらも価格はオープンプライスとなっているが,店頭価格は2万7000円前後になるものと思われる。手元に届いているリファレンスカードで3Dmark05を実行すると,GeForce 5950 Ultraの7割増し程度のスコアが出ているようだ。AGP版GeForce 6600はAGPユーザーにとってはパワーアップの貴重な選択肢として要注目といえるだろう。 (aueki)
左:WinFast A6600GT DH
右:ELSA GLADIAC 743
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