2004/11/17 21:52 |
NVIDIAは,AGPで使用できるGeForce 6600 GTのソリューションを発表した。AGPベースのGeForce 6800と異なり,GeForce 6600以降のシリーズは,ネイティブでPCI Express接続をサポートしたGPUだった。このため,最上位の製品はAGPとPCI Expressの両方が用意されているものの,普及価格帯の製品はPCI Express版のみという空洞化現象が起きていた。これまでも,同社のAGP-PCI ExpressブリッジHSIを逆向きに使うことでPCI Express対応GPUをAGP接続のビデオカードに搭載することは,技術的には比較的簡単に実現できるとされていたものの,実際の製品化となると実現するかどうかも未定という状況だった。NVIDIAとしても,PCI Expressを先頭に立って推進していた手前,そういった製品は出しにくかったのかもしれない。 価格については発表されていないが,PCI Express版とだいたい同じになると思われる。11月現在のところ,GeForce 6800GTが5万円弱,6800で4万円弱,6800LEでも3万円以上という状況だが,PCI Express版の6600 GTだと2万5000円くらいで収まる。 AGPでShaderModel 3.0を体験するには,最もリーズナブルな選択肢となりそうだ。 製品は本日より,以下のベンダー各社から出荷されている。
- Albatron Technology
- Anextek Global
- AOpen
- ASUSTek Computer International
- BFG Technologies
- Biostar
- Chaintech Computer Computer
- ELSA Japan
- eVGA.com Corporation
- Gainward
- Gigabyte Technology
- Galaxy
- InnoVISION Multimedia
- Jaton
- Leadtek Research
- MSI Computer Corporation
- PNY Technologies
- Palit Microsystems
- Prolink Computer
- Point of View
- Sparkle Computer
- Sigmacomm
- Triple D
- Ennyah Technologies
- Espco
- Geminan
- XFX
(aueki)
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