2004/11/05 17:10 |
Blizzard Entertainmentは,アメリカ時間の2004年11月4日に,同社が開発を続けていたファンタジーMMORPG「World of Warcraft」を,北米地域において2004年11月23日に発売すると正式に発表した(正式リリースは,公式サイトの「こちら」)。 オーストラリアとニュージーランドでの発売は,北米版とほぼ同時が予定されており,韓国,ヨーロッパ,そしてアジア地域は,その後に続いての発売となる模様。 アメリカでの価格は,通常版が49.99ドルで,布製マップやゲーム内ペットなどの特典が付いたコレクターズ・エディションが79.99ドル。どちらにも1か月の無料プレイ期間が付属しているということだ。 なお,プレイに当たって必要な毎月のサービス料金は,1か月14.99ドルとなっており,3か月前払いの場合は(1か月あたり)13.99ドル,6か月前払いの場合は(1か月あたり)12.99ドルだ。料金の支払方法としては,クレジットカード,PayPal,プリペイド・ゲームカードの3種類が用意されている。
さて,日本からのゲームプレイが可能かどうかについては,今回のリリースでははっきりと述べられていない。リリースによれば,"ゲームが発売された地域で製品を購入したプレイヤーは,すぐにプレイを行える"というような書き方がされているので,輸入版を日本で購入してもプレイできない可能性を否定できない。 現状では,発売直後の(日本からのゲームプレイが)できるとも,できないとも断言はできない。オープンβテストも予定されているとはいえ,これまた北米地域在住者などに限ったテストとなるようなので,日本人プレイヤーに関しては,最初から最後までカヤの外といった印象を受ける。クレジットカードで弾くという説もあるが,ならばゲームカードではプレイできるのか,それさえも明らかになっておらず,すべてにおいて放り出された感がぬぐえない。 こうなると,我々日本人プレイヤーとしては,「World of Warcraft」が日本でも正式に発売されるのを待つか,あるいは日数限定の無料体験版などのリリースを待つしかないのだろうか。残念なことである。(朝倉哲也)
→「World of Warcraft」の記事一覧は,「こちら」からどうぞ。
|
|
|