| 2004/09/28 19:21 |
デックス エンタテインメントが運営するオンラインカードゲーム「アルテイル 〜神々の世界『ラヴァート』年代記」で，9月29日（水）17時から，大幅なシステムアップデートが予定されている。不要なカードの買い取りシステムがいよいよ導入され，戦績に影響しない非公式の対戦では，戦う相手を自在に選べるようになる。
このうち，買い取りシステムの「Recycle」は，以前「こちら」の記事でも触れた，不要なカードをシステム側が下取りしてくれる機能だ。買い取り価格はカードのレアリティ（レア度）によって異なり，下から5，10，30，150，300円相当のゲーム内通貨が戻ってくる。必要なカードを効率よく揃えるには実に有用だろう。
もう一つのアップデート要素である非公式戦「Free Arena」は，公式の戦績に残らない代わりに，相手を指定して対戦できるというもの。従来はプレイヤーの名前を入力して指定できるだけで，そのプレイヤーが現在接続しているかどうかも分からなかったが，アップデート後は参加しているプレイヤーがリスト表示され，そこから指定することで対戦を申し込めるようになる。
さらに，自分とほぼ同レベルのプレイヤーをランダムに選択して，対戦を申し込む「Auto Search」機能を搭載し，逆に「自分よりレベルが高い」「自分よりレベルが低い」「同レベル」といった基準で，対戦申し込みを自動的に断ることも可能となる。
アルテイルは，プレイヤーが30枚のカードで「ファイル」を組み，対戦するオンラインカードゲーム。プレイ自体に課金はなく，5枚150円相当のカードをゲーム内通貨で購入していくという料金体系になっている。複雑なルールの処理はPCに任せてプレイできること，寺田克也氏，那知上陽子氏といった著名なイラストレータが参加するカードのアートワーク，それを集める楽しみがゲームの魅力だ。
対戦型カードゲームとしてぜひとも欲しかった機能が盛り込まれる今回のアップデート，トレーディングカードゲームファンには見逃せない話題といえよう。（Guevarista）
→「アルテイル 〜神々の世界『ラヴァート』年代記」の記事一覧は，「こちら」
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