SF FPS「ブリード 〜エイリアンvs地球防衛軍〜 日本語版」発売決定 - 2004/07/08 17:26


 ECTS 2002でゲーム・オブ・ザ・ショーを獲得したSF FPS「Breed」の,日本国内での発売が決定した。邦題は「ブリード 〜エイリアンvs地球防衛軍〜 日本語版」で,ズーから2004年8月20日に発売される。

 2625年,我らが地球は異星人"ブリード"の侵略に遭い陥落。遠いスペースコロニーでのブリードとの戦闘でほぼ壊滅した,ユナイテッド・スペース・コア(USC)部隊の生き残りである主人公は,地球を奪回するため異星人ブリードに戦いを挑むことになる。なかなか危機感溢れる,いい感じの設定だ。
 本作はUSC兵士として,地球を制圧したエイリアン"ブリード"と対決するシューティング。数人の兵士を率いてミッションに挑むチーム制のFPSで,USC兵は基本的な歩兵であるグラントのほか,メディックやヘビーガンナー,スナイパー,エンジニアといった兵科で構成される。
 チームメイトは,いつでも切り替えて好きな隊員を操作できるほか,ファンクションキーだけでAIに簡単に命令を下せるようになっている。
 地球はすでにブリードの支配下にあり,彼らの技術で地表はほぼ水没。さらにブリードの要塞施設がいくつも建設されている。USCの作戦は,人類唯一の希望である宇宙船ダーウィンを地球上のあちらこちらに移動させ,兵士を送り込んで戦略地点を強襲しようというもの。
 地上には,ブリードに対し抵抗を続ける地球人のレジスタンスなども存在し,彼らとのコンタクトを試みたり,支援したりといった展開もあるらしい。




 全18ミッションは,宇宙船ダーウィンから投下されるドロップシップによる降下作戦から始まる。ステージは南の島から極寒地帯までさまざまで,任務内容も攻撃のみならず防衛ミッションや情報収集まで多岐に渡る。どのように各ステージに変化をつけるかというのは,今どきのシングルFPSの命題みたいなものだが,中には大興奮のシチュエーションを実現している作品もあるので,本作にも大いに期待したい。 戦車,装甲車,戦闘機,上陸用舟艇など数多くの搭乗可能兵器が収録されているのが本作の魅力の一つだ。戦車でエイリアンを蹴散らすのはたいそう気持ちが良さそうである。
 最大32人対戦可能なマルチプレイモードも搭載しており,USC兵士のほかブリードも操作可能。もちろん,マルチにも搭乗兵器ユニットが登場するというので(マップによる),ぜひ大勢で遊びたいところ。

 すでに発売されている海外ではどれくらい盛り上がったのか分からないが,日本での展開に期待したい。「ヘイロー」や「アンリアル」などのSF FPSが好きな人は,本作もぜひマークしよう。(Kawamura)

ブリード 〜エイリアンvs地球防衛軍〜 日本語版
■発売日:8月20日
■価格:8379円(税込)
■メーカーズー
■動作環境:Windows 98/Me/2000/XP,PentiumIII/1GHz以上(Pentium4/1.5GHz以上推奨),メモリ 256MB以上(512MB以上推奨),空きHDD容量 1.2GB以上,メモリ32MB以上搭載したビデオカード(メモリ64MB以上推奨),DirectX 9.0b以降

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