[E3 2004#028]クローズドブースで「Star Wars Galaxies:Jump to Lightspeed」公開 - 2004/05/14 14:38


 「Star Wars Galaxies:An Empire Divided」は,スター・ウォーズの世界観を舞台とするMMORPGである。日本では未発売ではあるが,並行輸入盤を購入して熱心にプレイしている日本人もいる。以前から当サイトでも拡張パック「Star Wars Galaxies:Jump to Lightspeed」(以下,JtL)が開発中であるなどのNewsをお伝えしてきたが(記事一覧は,「こちら」),このたび,E3 2004でついに動作するものが公開となった。
 拡張パックJtLの最大の特徴は,X-WINGやTIE-FIGHTERといった戦闘機を駆って宇宙空間でのドッグファイトを楽しめるという点だろう。もちろん宇宙空間での戦いは地上でののんびりとした戦闘とは異なり,完全なリアルタイム。プレイヤースキルが戦果を大きく左右することになるため,ジョイスティックやゲームパッドにも対応している。登場するスターシップや戦闘機は合計15種類で,お馴染みのX-WINGやTIE-FIGHTERなどが用意されていて,スターシップの規模によっては複数のプレイヤーがガンナーとパイロットに分かれて搭乗することも可能だ。ちなみに15種類の内訳を聞いたところ,帝国軍5機,同盟軍5機,そのほかが5機とのこと。ただしこれは暫定的なもので,ひょっとしたら変更があるかもしれないそうだ。
 ほかの追加要素は,10の新しいセクター,100以上ものミッションの追加,新しく2種族が選べるようになる,といったところ。かなりのボリュームがあるので,長時間楽しめる拡張パックといえそうだ。

 ひと通りソフトについて説明してもらったあと,「拡張パックを購入したとしても,スターシップを購入するまでにあまりに時間がかかってしまう(いわゆる廃人仕様)のでは面白くないのでは?」と質問したところ,拡張パックを導入すると,同時に一番ベーシックなスターシップがもらえるので,すぐにでも宇宙空間でドッグファイトを楽しめるとの回答が得られた。またスターシップを作成するスキルなども用意されているので,自分が所属するギルドのためにスキルを鍛えておくのも面白いだろう。
 それからスタッフと話をしていて判明したのだが,宇宙空間へはミッションの一環で行くため,滞在時間に限度があるらしい。といっても,宇宙空間を舞台としたミッションは長いものが多いそうなので,満足行くまでドッグファイトが楽しめるだろうと教えてくれた。
 ソフトの発売は2004年の秋頃。詳しい発売日についてはもうちょっと待ってほしいとのことだった。Star Wars Galaxies:An Empire Dividedに新たな一石を投じる拡張パックの健闘に,期待したいものである。(Murayama)

「Star Wars Galaxies:An Empire Divided」の記事一覧は,「こちら」
「Star Wars Galaxies:Jump to Lightspeed」の記事一覧は,「こちら」

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