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「ポトリス2」を開発したMars TeamがMMORPGを公開（2004/4/28）
Text by Kim Dong Wook特派員
韓国で"国民ゲーム"とまで呼ばれる「Fortress2 Blue」（邦題「ポトリス2」）を開発したMars Teamが，MMORPG「NeoSteam」を開発中であることを明らかにした。
Mars Teamは，1999年にCCR社で結成されてFortress2 Blueを開発し，2002年にHanbit Soft社へ移籍して以降，このNeoSteamを開発してきたという。
NeoSteamは，"Steampunk"をベースに，多様な種族/文化が共存する世界観をもつMMORPG。具体的には人間，狼，ニンフなどの種族が存在していて，"自然" "神秘" "人間"の三つの国家間の対立を中心に物語が綴られるようだ。
特徴としては（具体的にどういうものになるのかは不明だが），"Neo Steam"を利用して文明と技術を発展させていく国家システムと，独特な国家間戦争システム，そしてスキルシステムが挙げられている。
さて，話は変わるが，Grigon Entertainment社で「Seal Online」（邦題「シールオンライン」）を開発したGABA Teamの10人も，2004年1月に同社を辞めて，Sonokong社（「Warcraft III：The Frozen Throne」の流通を手始めに，本格的にゲーム事業を始めた大手玩具メーカー）に所属したことが最近明らかになった。
業界関係者は，「成功したオンラインゲームの開発者達には，報償をしっかりと与えなければ，彼らが別の会社に移るのを防ぐことはできない。一部のゲーム会社を除き，大部分の会社で開発者に対する給料や報奨金が非常に少ないことが問題だ」と指摘している。
