[韓国ゲーム事情#203]Gravity社,新作MMO「Requiem」の特徴を公開 | - 2004/04/17 12:26 |
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Gravity社,新作MMORPG「Requiem」の特徴を公開(2004/4/17) Text by Kim Dong Wook特派員 Gravity社は,同社の新作MMORPG「Requiem」で,社内αテストを最近開始したことと,本作の特徴を発表した。 このαテストの目的は,2003年から準備してきた同作の"システムの安全性"及び"ゲーム性"を確認すること。数十人の社内の専門家達のみが参加して,これまで極秘裏に行われてきたという。 本作の開発責任者であるLee, Jae Ryong氏は「Requiemは『涙と狂気の鎮魂歌』というキャッチフレーズから分かるように,高品位のゲーム性に美しいキャラクターのイメージが調和した,国内初の本格"感性"オンラインゲームだ」と強調し,「よりクオリティの高いゲームを欲している大人のゲーマー達の要求を十分に満足させられる」と自信満々に語った。 今回公開されたRequiemの特徴(ちょっと抽象的すぎる気もするが……)は,以下の通り。 ・既存のMMORPGには見られなかったグラフィックス 雄大かつ荘厳な美しさをもつソフトな背景と,ハードコア的な,毒々しいまでの背景をうまく調和させたグラフィックスで,ゲームのプレイ感を極限まで高めている ・映画並の,劇的なゲーム展開 ハデなカメラ演出や特殊効果などをうまく使って,コンシューマ用RPGにも負けない,没入度の高さを実現。映画のようなゲーム展開がプレイヤーを待っている ・プレイヤーがゲームと一体感を感じられる「Faction/勢力システム」 単純なモンスター狩りや無分別なPK行為を緩和することにもつながる,ランキング上位のギルドや地域勢力などの結びつきをシステム化した「Faction/勢力システム」を構築 ・大人向けの高品位のクエスト 一般的なファンタジーの世界観上に,哲学,社会批判,裏切りと陰謀,政治交渉,分裂などの要素を盛り込み,大人でも満足できるような高品位のシナリオ,クエストを用意 ・遊園地のアトラクション的なダンジョンシステム ダンジョンでは単にモンスターが現れるだけではなく,パズルやユニークなトラップが待ちかまえており,緊張感溢れる探索が可能 ・感性に訴えかけるゲーム 生き生きと描かれたキャラクター達,さまざまな感性に訴えかける要素,そして膨大な数のクエストを通じて,プレイヤーに,キャラクターへの感情移入を容易にしている ・キャラクター中心ではなく,コミュニティ中心のゲーム 充実した攻城戦システム,政治的な勢力システム,社会活動サポートなどのコミュニティの強化で,ゲーム寿命を長命化。末永く遊べるゲームといえる ・すべてのプレイヤーが参加できる攻城戦 低レベルキャラクター用の,小さな望楼を奪い合う攻城戦から,超大型キャッスルを巡る攻防にいたるまで,多種多様な攻城戦を用意。どんなレベル帯のキャラクターでも攻城戦を味わえる ・慣れ親しんだキャラクター体系&インタフェースを採用 成人ゲーマー達がとっつきやすいように,慣れ親しんだキャラクター体系と,ゲームウィンドウのメニューバーからコマンドを出せるインタフェースを採用 以上。正直,このような美辞麗句を並べられたところで肝心のゲーム内容はさっぱり見えてこないが,αテストは始まっていることだし,もう少しすればもっと具体的な情報も入ってくるだろう。続報をお楽しみに。 →「Requiem」の記事一覧は,「こちら」 |