発表会が始まると，まずサミーのAM営業本部営業推進部次長の服部氏が登場。同社初となるオンラインゲーム市場への参入における意気込みなどを語った。そこでは同作で積極的にイベントやキャンペーンを行っていくことに加えて，国内外（アジア圏をターゲット）で登録者数200万を目指すという具体的な数字が飛び出した。ハードルが高いといわれているMMORPGでも，同作は分かりやすい中世ヨーロッパ風のファンタジーと，可愛らしいグラフィックスでライトゲーマー層でも比較的入り込みやすいのが魅力。その層をターゲットとしていることで，イベントやキャンペーンに力を入れていくというのは，期待している人，プレイする予定の人にとって嬉しい情報になるかもしれない。
次に，フロム・ネットワークスのプロデューサー高橋氏が，実際にゲーム内のキャラクターを操作しながら本作の魅力を紹介した。ここでは，開発を行っているドワンゴ大阪とYahoo!メッセンジャーのビデオ機能を使ってやり取りするなど，コミュニティを前面に押し出していたのが印象的だった。
その後，同作の特徴の解説が行われたが，ここでいままでの情報では分からなかった細かな部分に注目していたところ，気になる情報としていくつか見て取れるところがあった。それは，セリフとエモーションアクションを組み合わせたマクロ登録（24個）ができること，酒場などの人が集まりやすい場所は，コミュニティスペースとしてプレイヤーがイベントなどを行えるように広くしてあること，1日は72分ということの3点。これ以外の新情報は，今週金曜日あたりに出せるかも。
で，気になるβテストの開始は，2004年4月15日（つまり明日）。高橋氏に開始時間について聞いてみたところ，具体的な時間などはまだ決まっていないとのこと。追って公式サイトで発表されるだろう。
ただし，この4月15日からテストに参加できるのは，公式サイトで行われた一次募集で当選した人のみ。現在，当サイトなどを含むWebメディアで行われている二次募集（当サイトの募集枠は「こちら」から）での当選者は，同時に参加できるわけではない。二次募集分は，4月18日の締め切り後，すぐに抽選を行い，当選者にはクライアントのダウンロード方法，アカウントなどが記載されたメールが送信されるとのことだ。一次募集で応募した人への明確な"メリット"（？）となる，よい判断だろう。
また，正式サービスの開始日も同時に発表された。課金開始は5月28日で，クライアントソフトはパッケージのみで販売され，ダウンロードサービスは行われない。パッケージは7140円（税込）で利用料金は，1050円/30日（税込），2000円/60日（税込），2800円/90日（税込）の3プラン。支払いはクレジットカードとWebMoneyが利用できる。またクレジットカードのみ自動継続プランが利用でき，こちらは月額950円（税込）となる。パッケージには30日分の利用権がついたアカウントも同梱される。
なお，パッケージの初回は，「友達と一緒に始めようパック」と名づけられ，友達に渡すクライアントCD-ROMと10日間の利用権付きアカウントが同梱される。
同作はオープンβテストが行われないので，プレイしてみたい人は「こちら」の応募フォームで申し込んでみてはいかが？（Seal）
→「ストラガーデン」の当サイトの情報一覧は，「こちら」
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